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ケアマネの残業
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
私は基本的にケアマネジャー(以下:ケアマネ)の業務だけで残業をすることはほとんどありません。
「えっ!?それはあなたの担当しているケースが少ないからじゃない?」
と思われたそこのあなた(笑)
2021年1月時点の私の担当件数は要支援6件を含めた計43件。決して少ない件数ではないと思います。しかも、ケアマネ歴11年のほとんどは計40件前後を維持しています。
もちろん初めから残業せずに上がれていた訳ではなく、苦節11年にしてやっとやるべきこととそうでないことが分かるようになっただけの話です。
これから私が書くやり方と考え方を少し取り入れたら定時かつ休日も十分に取りながらケアマネライフを進めますよ(笑)
ではさっそく。
1:月初めに、その月やるべきことを決める
やっている方も多いと思いますが、1カ月の予定を粗方月初めに作ってしまう。そうする事で、その月に絶対にやらなきゃいけない事が見えてきます。
例えば、「ケアプランを見直す利用者が○人いるな。それなら今のうちから担当者会議の招集をする人と、照会書で事足りる人を分けておこう。」てな具合です。
2:定期訪問は月初から
ケアマネの月間スケジュールでありがちなのが、1日~10日は保険請求、
10日~月末にかけて訪問~というのを見ますが、私は月初から訪問できるお宅は訪問します。
月末に訪問を寄せると、突発的な仕事が舞い込んだ時に全ての業務が押せ押せになる。そうすると、徐々に事務処理も溜まり残業に…。
やらなければいけない事は早めに終わらせます。
3:根回し出来ることは早めにやっておく
ケアマネ業務の大半は根回しを早くに出来るか否かにかかっていると思います。
利用者にも事業者にも、予め一声かけておくだけで話がスムーズに進むこともたくさんあります。
例えば、介護保険の更新→結果が出たら担当者会議→ケアプラン更新という流れについても、更新月にいきなり利用者に話すのではなくて、その前月に流れを説明しておくと利用者(家族)は心構えするし、事業者も会議を意識してくれます。
すると、電話一本で全て調整が事足りる事も少なくないです。
4:やらなくて良いことはやらない
たまに見かけるのが「私が行かなきゃ誰が行く」的な感じで、利用者から来た連絡に意気揚々と出掛けていくケアマネを見ますが、それってあなたが行って何になります?
例えば、「具合が悪い」と言われ駆けつけるケアマネもいましたが、看護師資格の有無に関わらずケアマネが行った所で、出来る事は病院を勧める程度。それなら事務所からの電話で事足ります。
ケアマネが行く(やる)ことで、何をどう対処出来るのか?
この疑問を常に自分に投げかけ、自分以外の人が行った(やった)方がいいのであれば、その方にお願いする。
ケアマネの役割は、利用者の生活において緊急性がある事であれば予め予想し対策を練っておくことだと思っているので、「緊急訪問」が起きた時点で反省点になると私は思います。
5:スキルを磨く
ここで言うスキルとは、事務処理を早く済ませるスキルです。
・素早いタイピングやショートカットキーの活用。
・ケアプランや会議録、経過記録などの文言をすぐに作れる文章力。
・意識を散らさないようにする机の上の整理整頓術。
などなど
ごく一部ですが、このような直接ケアマネジメントとは関係ないことも積み重ねれば立派な時短術に変わってきます。
※タイピング練習におススメのサイト
https://www.e-typing.ne.jp/roma/check/
まとめ
1:月初めにその月の予定を作る。
2:定期訪問は月初から。
3:根回しは早めに。
4:やらなくて良いことはやらない。
5:スキルを磨く
この5つをやるだけで、毎月だいぶゆとりのあるケアマネライフになると思います。
これからも私が考えるケアマネ業務について、少しずつ発信していきますね。
ではまた!!
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