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サービス担当者会議をわかりやすく。
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は「サービス担当者会議」について書いてみます。
・家族を介護している方。
・介護を仕事にしている方。
・新人ケアマネジャー
・介護に興味のある方
に読んで頂けると嬉しいです。
介護を仕事にしている方の多くは聞いたことのある会議かと思いますが、そうではない方の為に簡単に説明しますね。
サービス担当者会議は一人の利用者(介護保険を利用している方)のケアプランの内容について検討して今後の良好なサービスに繋げる会議です。
この会議を開催する上で、日程や開催場所の調整や召集の声掛けはケアマネジャーが先導して行います。
・サービス担当者会議って何のためにやるの?
・やることで何が変わるの?
私はケアマネになってすぐにこの疑問が生まれました。
その答えを書く前に、まずはいくつか要点をまとめます。
なぜ集まって顔を合わせて会議をするのか。
サービス担当者会議の開催は介護保険でルール化されています。
なにより、
利用者に関わる全ての人が一同に集まる機会はなかなかありません。
まず、利用者にとって「これだけの人が私に関わってくれている」という安心感にも繋がると思います。
そして、利用者の支援の経緯をその場にいる全員が理解しやすいということが一番の理由だと私は感じています。
例えば、デイサービスと訪問介護を利用している方がいたとして、デイサービスの利用状況やサービス内容について調整をした場合、訪問介護の職員には「何が理由でどう調整したのか」が見えづらいです。
ケアプランに変更内容は記載されていますが、紙面では正直理解しづらいと思います。
あとは、お互いの顔が見えることで、その後の電話やメールでも親近感に繋がりコミュニケーションが取りやすくなります。
皆で意見交換することに意味がある。
サービス担当者会議はケアマネが司会をします。
会議では利用者・家族・サービス事業者など参加者全員が発言できるのが好ましいと思います。
それぞれの視点で意見を持ち寄りみんなで共有することが担当者会議の醍醐味です。
皆が話しやすいように話を振ったり、必要に応じて話を止めて先に進めたり上手くその場を回すのが担当者会議でのケアマネの役割です。
中には祭りの神輿の上で踊り狂うように話し続けるサービス事業者や利用者・家族がいる時もありますが、不快に思われないようにナチュラルに話を遮り先に話題を進める高い技術が時にケアマネには求められます(笑)
会議をする意図を利用者・家族が理解している。
これもかなり重要です。
サービス担当者会議に慣れるほどに忘れがちになりますが、
会議の主役である利用者や家族が会議の意図を知らないと、周りが盛り上がり何だかわからないうちに話が先に進んでいたなんてことも。
なぜみんなが集まって、何について話をして、何を決めたいのか。
これを利用者・家族が理解しておくと会議の中身がグッと意味のあるものに変わります。
まとめ
サービス担当者会議の利点は
・利用者を取り巻く人の顔がわかる
・みんなの考えが集約できる
・利用者や家族の安心感に繋がる
かと思っています。
ケアマネはしっかり司会をして、参加者は多くの意見を持ち寄ってせっかくの会議を盛り上げられると良いですね。
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今日はこの辺で。
ではまた!!
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