見出し画像

主任ケアマネ更新研修後の感想

どーもカイゾウ(kaizo777)です。

先日無事に主任介護支援専門員更新研修の全過程を修了しました。

昨年10月から開始された研修が無事に修了し安堵しています。そして安堵と共に「もう受けたくないな」という想いも日に日に増してきます。

研修がまったく無意味だったとは言いません。

Zoomでしたが、他地域の主任介護支援専門員(以下:主任ケアマネ)と数日掛けて行うグループワークで得られた気づきもありました。

とは言え、多くの自分の時間やお金を投下してまで受ける価値があったかと問われれば間違いなく「ない」です。

特に「地域課題を考える」時間については「机上の空論」でしかありませんし、それを考えたからと言って何が変わるのか疑問でなりません。

そもそも各地域によって行政の考え方や行動力も変わります。

地域に対して寄り添った考えやケアマネに対して協力する姿勢を持った行政であればワンチャン何か変わるのかもしれませんが、一般的には「公務員」としての仕事しかしない行政ばかり。

それを動かすことを主任ケアマネに求められても、そもそも「国はそこまでケアマネを評価していますか?」と言いたい。

これまでケアマネは自らの業務範囲を超えて利用者や地域への支援を「無償」で行ってきました。

その結果、求められるものは多くなるものの待遇や報酬は一向に改善されていません。

主任ケアマネ更新研修では「(周囲が)変わらないと諦めずに行動する意識を持って」というような事を講師の方が言っていましたが、まったく心に響きませんでした。

私自身、主任ケアマネとしてやりたい事は今は特にありません。

私はあくまで「利用者」を支援できる知識や繋がりを持てれば十分で、地域を良くしたいという想いはさほどありません。

自分が出来ることを着実に行った先にバタフライエフェクトが起こり良い結果に繋がれば良いとは思いますが「パッション(熱意)」を持って「変えること」に取り組む気には到底なれません。

国もいつまでも「主任ケアマネの役割」として仕組化もせず、個人のケアマネの「パッション」や「責任感」だけに頼り「ワンチャンそれで変わったらラッキー」的な運頼みのやり方ではなく、各地方自治体へケアマネの法定研修のような研修を定期的に受講させて自治体の職員自ら「取り組む」意識を持った公務員を育てて欲しいと思います。

公務員が出来ないことを公務員でもない「イチ介護支援専門員(ケアマネ)」に押し付けないで頂きたい。

主任ケアマネはあくまで「介護」の専門家であって、地域課題を解決する役割は国が勝手に「取って付けた役割」だとしか私は思っていません。

もし地域課題を率先して解決する役割を主任ケアマネに担って貰いたいのであれば、もっとケアマネの処遇改善に取り組んでもらいたいものです。

「報酬」はそのままに「地位」や「役割」はうやむやなまま「期待」だけを寄せるのは都合が良いと私は思います。

今日は疲労感からオブラートに包む気すら起きず思いのまま本音を書き綴ったので不快に思った方もいるかもしれません。ご容赦ください。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

カイゾウ@現役在宅ケアマネ15年×コーチング1年❗
宜しければサポートをお願いします!頂いたサポートは私のクリエイターとしての活動費に充てさせて頂きます!一層のヤル気に繋がること間違いなしです!