映画「キングダム」から学ぶプロフェッショナル
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今日は平日ですが、仕事の話は置いておいて先日観た「キングダム~大将軍の帰還~」から得た学びを書いてみたいと思います。
※ネタバレはないので安心して読み進めてください。
ご存知の方も多いと思いますが「キングダム」は週刊ヤングジャンプで連載されている原泰久先生の作品です。
現在単行本72巻まで発売されていますが私は全巻読み終えている自称キングダム好き(笑)
今回の学びはキングダム本編からではなく、役者である「大沢たかお」さんの演技から得たものです。
映画自体は約2時間半という時間内で漫画を可能な限り忠実に再現したものでした。
大沢たかおさん演じる「王騎」と吉川晃司さん演じる「龐煖(ほうけん)」との戦いは震えるほどのド迫力。
漫画を読んでいる方であれば「王騎」のキャラの強さはご存知だと思いますが、そのキャラを身体から話し方から忠実に再現出来る大沢たかおさんは一流の役者だと思います。
でも今回の映画で私は大沢たかおさんが「一流」ではなく「超一流」の役者だったのだと認識を改めました。
実は私ドラマや映画を観てあまり感動するタイプではなく、いつも淡々と作品を観ているのですが今回の「キングダム~大将軍の帰還~」は要所要所で鳥肌が立ちました。
大沢たかおさん演じる「王騎」は天下の大将軍であり、常に無敵感あふれるキャラクター。
過去の映画作品でも度々登場してきましたが、貫録たっぷりでいつも笑顔で飄々としたいかにも「大将軍」という様相でしかありませんでした。
しかし今回の映画では「王騎」の過去の因縁が関係するストーリーなので喜怒哀楽のすべてが表現されていました。
それでも「王騎」というキャラクターをブラさない大沢たかおさんの演技力。
特に普段笑顔で余裕のある「王騎」が怒りに打ち震える様子を演じていた姿は鳥肌が立ちました。
表現が難しいのですが、ただ単に怒るんじゃないんです。「王騎」で怒るんです。
役を自分に憑依させるように演じる役者さんも多いと思いますが、大沢たかおさんは「王騎」という「漫画のキャラクター」を正確に実現させている。
「芝居という仕事」に対してどこまで向き合ったらあのレベルの仕事が出来るのだろうと本気で思いました。
大沢さんの演技を見てプロフェッショナルの仕事とは「相手を感動させる」ことなのだと感じました。
そう考えると私はまだまだ「プロフェッショナル」とは言えません。
専門的知識があるだけでも、愛想が良いだけでも、コミュニケーション能力が高いだけでもプロではない。
その全てを活かした上で「相手を感動させる」ことが出来なければプロとは言えない。
では「利用者を感動させるケアマネ」って何だろう?
私の思うプロのケアマネとは「十分な専門的知識を有し利用者の内面に寄り添い共に自立を考え実行する術を持ち合わせる人」だと思いました。
「キングダム~大将軍の帰還~」は映画としても面白いですが「大沢たかお」という超一流の役者のプロフェッショナルとしての仕事を観る「教材」としての面白さもあります。是非興味のある方は観て頂きたい!
私も人から「プロフェッショナルだな」と思って頂けるような仕事が出来るように日々精進したいと思います。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。