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ケアマネは「何でも屋」?
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は私の職業でもあるケアマネジャーにスポットを当てて書いてみたいと思います。
皆さんはケアマネジャーの役割にどんなイメージを持っていますか?
・何かあったら全部お任せ出来る役割
・担当利用者の全責任を担う役割
・家族の代理的役割
というイメージでしょうか?
私はケアマネ歴11年ですが、上記のイメージに対して全否定をします。
※厳しい言い方ですみません。
ケアマネジャーの役割はあくまで「利用者のマネジメント」です。ケア⦅介護⦆マネジメント⦅計画-組織-統制の一連の活動⦆。
要するに、利用者の生活が成り立つように介護サービスの調整等を踏まえたマネジメントをすることが仕事です。
一連の流れなどケアマネの仕事を知りたいという方はこちらの記事も見てみてください。
今回の結論は、「未だにある何でもケアマネに任せれば良い空気感」はどこから来るのか。それはケアマネ自身が周囲に与えてるんじゃないの?というちょっと極端な意見を書きます。
そもそもなぜケアマネに全任せな風潮になっているのか?
これは介護保険が出来た当初の名残なのか。。。
私がケアマネになった頃は今以上に「何でもケアマネ」的な空気感はありました。介護サービスで賄えない部分は全てケアマネに任せれば良いでしょ?的な風潮・空気感。
そもそもケアマネの役割は介護サービスの調整やそのサービスが適切な利用に繋がっているのか確認(モニタリング)、状態や環境の変化に合わせたケアプランの変更などが仕事のメイン。
では、なぜ「何でもケアマネ」的な風潮が出来ているのか?
人の役に立てる喜び、困っている人を助けるボランティア精神。。。
利用者が困っていると聞けば、自ら真っ先に行動を起こすケアマネがいます。そのすべてを否定したい訳ではありません。
しかし、ケアマネが行くことで出来ることがあるのであれば良いのですが、実際に現場に行ったからといって解決できることがその都度あるとは思えません。
私自身たびたびそのような相談がありますが、自分が行くことで解決できることでなければ容易に訪問する事はありません。
例えば「一人でいるけど朝から血圧が高くて心配だから様子を見に来て(行って)欲しい」と利用者・家族から相談が来たとしても、ケアマネが行って血圧が下がるわけではないですし「気になるなら病院へ行ってください」と返答して終わりです。
冷たいと感じますか?
では仮に私がケアマネとして毎回似たような状況で利用者宅へ訪問したとします。
本来する必要のない訪問です。それを数年続けた先に、私が事業所を辞めて他に行くことになったとします。
その時後任は同じようには対応しません。そして困るのは誰でしょうか?
利用者・家族です。
ここで、話を戻すと「何でもケアマネに相談」が来た場合、自ら行動するのか、はたまたそれを冷静に判断し然るべき対応を取るのかはケアマネ次第だと思います。
まとめ
ではどうしたら良いのか?
まずはケアマネ自身が自らの役割を理解しましょう。そして、利用者・家族は勿論のことサービス事業所にも自らの仕事の軸を徹底しましょう。
ここからはさらに個人的な意見ですが、ケアマネとして仕事をしっかりと行っているのであれば「良い人」でいる必要はないと私は思います。
出来ることは「出来る」、出来ないことは「出来ない」をはっきり伝えることが大切です。
もちろん全てやらなくて良いということが言いたいわけではありません。必要な時もあります。役割を知った上で時に柔軟性も大切です。
今日は少し厳しめの記事になりました。偉そうにすみません。。。
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今日はこの辺で。
ではまた!!
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