見出し画像

35歳やっぱり予定日超過出産レポ

第一子の出産からおよそ一年が経った頃、第二子の妊娠が発覚。
この時点で最も心配されたのは体重のことで、当時、ほぼ臨月の頃の体重に戻っていたため(ただのデブ)先生にもできたら前回とあまり変わらない体重で産みたいね、、笑と言われていた。
しかし、なぜか妊娠中は食欲が少し減るのと、おやつとかに興味が失せるので前回とほぼ同じ体重で産むことができました!
(しかし、産後はデブる。妊娠中が一番痩せるタイプ。つわりはあまりない)

そんな今回の出産レポです。


出産予定日から7日経過

二人目は予定日より早く生まれることの方が多い!と勝手に信じ込んでた私、色々大事をとりつつ予定日前が丁度桜シーズンでしかも開花が遅かったのでギリギリまで仕事をし、家族でも色々お出かけし、予定日丁度くらいで生まれてきてくれたらええなあ!という期待も虚しく、一週間がすぎた。
今回も生まれない。
助産師さんも「お腹広そうやもんな〜」とお墨付きのお腹の居心地の良さらしい。
今回も陣痛ジンクスためしまくったが、前駆陣痛さえない。
ただ、お腹の中の子はめっちゃ動いてた。ほんと、めっちゃ動いてた。

ちなみに試した陣痛ジンクス
・絶対うそやと思って長女の時は飲まなかったオロナミンC(久しぶりに飲むと美味しかった)
・焼肉(肉はやはり美味しい)
・カレー(カレーは好きなのでもはや試すまでもない)
・各種運動(特に今回床掃除頑張った)
・もろもろツボ押し(特に三陰交)
・クラリセージなどのオイル(三陰交塗りまくってた。一応子宮収縮作用があるため、妊娠中はNGとされてるので使う場合は40週近いたらで)

予定日から1週間後の検診の日までに陣痛の来なかったら入院の話やろな、思ってたけど(昨日で41週0日)まさにそうで明日(金曜日)か週明け(月曜日)言われてもうしんどいし早めに出す!!と思い金曜でお願いした。
今回もまた妊婦用の検診チケット使い切り、一回自腹になった…
私の行ってた病院はわりとのんびり待つ方で、予定日から2週間以内には生もうね、というスタンスだった。(予定日すぎたら数日で入院の予定組むところも多い)
でも確かに赤ちゃんも下がってきてなくて子宮口もかたい状態で入院して促進剤しても時間かかってしまい、入院費が嵩むこともあるからなあ。(自費で検診のお金払ってもう少し待つ方が体にも財布にも優しい説ある)

出産予定日から8日経過

しかし、そんな金曜の朝方四時すぎくらいに謎のやさし〜い陣痛。(長女も入院前日に前期破水したりと私に一番効く陣痛ジンクスは「入院日を決める」ことじゃないかと思われる)

一応病院に電話したけど、様子見てる間に収まっていき、その陣痛は1時間ほどで消えてったが、そのまま目が覚めたのでめっちゃ早い朝食を食べ、仮眠を取ってから予定してた7時半ごろ病院へ。
まだ2歳にならない長女としばし会えなくなるため、家出る前にちゃんと説明してお別れしてきた。切ない。アパートの前で朝日に照らされながら3人で写真を撮った。お互い頑張ろうの写真。
長女がこの後保育園に行くため、私は一人歩いて病院に向かった。(およそ30分かかるが、前回も書いたとおり、病院についたら動けなくなる。お産を進めるなら今のうちである)

長女はなぜかパパっ子になってたので一応安心ではあったけど、こんなに離れるのは初めてのことでとりあえず一番心配してた。

まだ受付が暗い時間に病院に到着。
NSTでしばらくモニターされ、9時ごろバルーン入れて、10時から促進剤投与。
前回は使わなかったバルーン、初なのでどんなもんか調べてたけど、私は別に痛くはなかった。圧迫感だけだったように思う。
促進剤は今回も点滴スタイル。NSTもついてるのでトイレ大変。
NSTから聞こえるゴウンゴウンというくぐもった赤ちゃんの心音をずっと聞いてた。
あと、今回、LDRの部屋無音だったので持ってきてたiPadからラジオを流してた。fm802。金曜だったので内田さんの優しい声だった。ヨガタイムもあり聞き慣れた流行りの音楽を聞き、いつも通りの音に囲まれる。

あれ、バースプランというやつはいかにリラックスするかのためにある、て助産師さんが言ってた。
お産はリラックスがなんぼで、緊張して力が入るからしんどかったり痛かったりするが、リラックスしてれば気持ちいいお産になるらしい。ちゃんと脳内麻薬が出て痛く無くなるって。(信じるか信じないかはあなた次第言われたけど)

いつもじゃない空間でリラックスするなはやっぱり聴覚と嗅覚からアプローチがいいからか、音楽どうするかアロマはたくかとか聞かれるのだろう。なので普段音楽聞かないとかアロマたかない、なら効果は薄めかも。
ちなみに、前回よりアロマ、というかエッセンシャルオイルに詳しくなってたので、今回はネロリかも、と思ってネロリのオイルを陣痛バッグに持ってって時々嗅いでた。(ネロリはオレンジの花である)

前回と同じLDR室で勝手が分かってた私、ソファの近くにしゃがんでも冷えないようにソファと分娩台の間にヨガマットを敷き、その付近にビーズクッションを配置して、手の届くところに飲み物などセットし、しんどい時間に備える。
そしてやはり、陣痛中ははんなりままのポーズしか勝たん。
でも陣痛長かったら足の指しぬやろな、と思いながら跪いてた。
足むくんでても多分しぬと思う。
今回本当に足浮腫まなかった。産後も。体質改善できとったか💪あと、エプソムソルト。

11時ごろしんどくなり始める。前回はバリバリ吐いたが今回は2回だけ吐いた。でも朝ごはん早かったので途中で飲んでたポカリしか出ず、吐くの楽ちん&スッキリで今回は吐き気になんか助けられた感があった。
助産師さんは「吐くくらい痛くなってきたんですね〜いい感じです」と言ってた。
促進剤の副作用で吐いてたと思ってた私、ちょっと動揺する。
吐くタイプの人は途中で食うても出るやんけ。

多分12時ごろ分娩台移動。

声が出るくらいの陣痛は多分10回も来なかった。声が出るくらい痛くなるといよいよ来た感ある。うーー!!!!と私の場合は唸る。日本語叫んだりはしない。

前回は破水してから分娩台上がったけど、上がった時点では破水しておらず、ずっとお腹ぱんちくりんな苦しさもあり、はよ破水してくれー!!と思ってた。

今回も旦那は間に合うのか…?!

分娩台に移動したくらいのタイミングで旦那に電話。(一応、産前産後で1時間づつしか立ち会えないため、本当に生まれる、となるまで旦那は病院に入れない)
もし、私の出産が長引いて長女のお迎えに間に合わなかった場合に備え来てもらってた義母と一緒にうちの近所の商店街に行ってたらしい。
電話したころは、ちょうど川沿いで豚まん食べてたらしく、食べ終わったら行くとかなんとか悠長なこと言ってたけど、ほんまに間に合わんで?!とこちらも焦る。

前回と違い、今回は自転車があったので、チャリかっ飛ばしてきた旦那、ギリ間に合う。破水してから多分5分後くらいに旦那到着、結局今回も旦那はラスト10分ほどしか立ち会ってない笑

今回人生初の酸素マスクつけた。なんかヤバいんか?!ドラマみたいな展開か?!と思ったけど呼吸がラクになっただけやった。
酸素マスク付けられたけど私の中では私の呼吸法はなかなかいけてたと思ってた。妄想か?そして、今回なぜか分娩台の上で横向きで (片足は助産師さん持ってくれてた) 産んだけどなんでやったんかはよくわからない。旦那は回転があれやったんちゃう〜?と言ってた。
しかし、今回は前回より数分早めに旦那到着したため、手を握ってもらったり、声をかけてもらったり立ち合いっぽいことを経験できた。
「頭でてきてるって」「がんばれ〜」とか言ってた。
正直、いつも一緒にいる人が隣にいてくれるのは凄くリラックスできる。手を握ってくれたの今でも本当にありがたかったな、と思った。

生まれた赤ちゃんはモリモリ元気に泣いてた。

旦那は臍の緒カット特に希望してなかった(むしろちょっと嫌がってた)が、なぜか臍の緒切らされてた笑ちょっと面白かった。
すぐに胸の上にのせてもらい、カンガルーケア中、腹減ってたらしくずっとおっぱいを探しているようだった。初乳もあげることができた。
あの、何も筋肉ないふにゃふにゃの背中を撫でながらああそうこれが新生児だ。と思った。
鋭い指先と爪を見ながら、あ、私の手だ。と思った。
頑張って生まれてきてくれた次女にも頭にフランキンセンスを授けた。
フランキンセンスを嗅ぐとこの神聖な記憶を少し思い出す。

今回は裂けなかったんではないか?!と思ったけど(やはり後半いきめない間の陣痛が一番辛く、いきむのはヤバい便秘レベル。私の主観としては) やっぱり今回もめっちゃ裂けとったらしくめっちゃ縫われた...保険おりるだろうことだけ期待。むしろ、保険降りるし、裂ける痛みは意外とわからんし、私は本当に必要な場合を除いて切りたくない派である。
いつつつつ…と言いながら縫われた。麻酔はしてるで。

ちなみに、前回、ボブにしてめちゃくちゃ邪魔だった髪、今回はセミロングをまとめて挑んだが邪魔じゃなかった。髪くくれることを考えると少し長い方が正直楽かも。デメリットは抜け毛のシーズンにホラー映画になることやけど。しかも今回ウルフにしてたから、髪乾かすのめちゃ楽やった。個人的にはボブよりセミロングウルフを勧める。

ちなみに、今回も胎盤を見て、前回記憶に乏しかったので今回はじっくりめに見たが、やはりデカい。意外とグロさのわりに気持ち悪くはない。色々解説されながら見たがやっぱり忘れた。次回は写真に撮っとくか。
そして、今回も旦那は私のお昼ご飯を一緒に少し食べて帰ってった。(豚まん食べてきたんとちゃうんか)
長女が帰ってきてからもビデオ通話して、長女は次女を見て「あかちゃん!」とにこにこしてた。お父さんとの二人での生活もよく頑張ってくれた。(ちなみに、金曜に生まれたため、土日は旦那実家に帰ったようで、長女は楽しく過ごしてた)

望み通り平日の昼間に生まれて来た娘2。

ありがとう。
(今回は前回より足でなかった。むしろ保険が降りた分少しだけプラスになった)

ちびっと皮剥け足。次女の方が皮剥け少なかった。

ちなみに、次女はエジプト足とかますかけ線とか隔世遺伝のレアアイテムもって生まれてきた。

産後エピローグ

今回のお産はしんどい時間はるかに少なかったのになんかめっちゃ疲れてて体力の無さに驚いた..体力つけなあかん....
でも、やはり二回目なので一回目より遠慮なく新生児堪能できた。
長女の時は病院で添い寝することなんて脳裏にもよぎらず律儀にベビーベッドに戻して寝かしてたけど、いちいち起き上がるのも大変やし、なによりこの小さいのと隣に寝たい💓と添い乳したあと、隣に転がして一緒に寝て幸せだった。(マネする時は潰さないように気をつけてくれ)
そして、よく考えたらベッド、セミダブルなんよな。絶対添い寝するためやん。

ちなみに、今回は産後、メリッサのオイル(めちゃ高い)を使いまくった。
シソの匂い、と思ってたが、今回めっちゃ癒された。強めのストレスにいいんよ。
高くて普段使いはしないからこれこそこの新生児をお世話した記憶に紐付く香りとなることを期待してる。

あと、前回はコロナ禍でお見舞いに来てもらえなかったが、今回30分だけだけどお見舞いに来てもらえた。
入院は出産でしかしたことない私、憧れのお見舞い。
ちょっといいコンビニスイーツを買ってきてもらった✌︎

そういえば個室にはテレビもあったが、テレビない生活してるうちにテレビ苦手になりまたずっとfm802流してたら、先生が最後の回診に来た時、「ラジオ好きなの?お産の時も聞いてたよね」と言われた。
そう言われるとラジオ聴きながら生んだ人聞いたことない。しかし、出産後半は音楽どころじゃないのでなんの音楽聴きながら生まれてきたのか全く覚えてない。
小説なら生まれてきてホッとしてるときの描写でその時の音楽の歌詞がこうで心に響いたとか書きそうなところだけど、全く覚えてない。
この時めっちゃ流れてたプリンバンバンボンではなかったことは確か。

私結局2回とも誘発分娩で、ある日突然陣痛がきて生まれるを経験してない。
やっぱり自然にくる陣痛経験してみたいね🤔

何はともあれ、娘たち、愛してる。
旦那も本当にありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?