第三話「防空壕レクイエム」結婚まで残り421日

前回。
まだ好きでもないイーヨとたまたま山に行ってみたデートから約一ヶ月。
少し仲良くなったのか時々ラインしたりするものの別に次の約束を作るわけでもなく日々は過ぎて行きました。

実はその頃、私には別で気になっていた人がいて、一度一緒に遊んだことがあり、2回目その人誘おうかどうしようかわりと本気で迷ってて、正直イーヨのことは脳みその片隅的存在でした。
その別の人は元々友達なので、うまく行かなくても変に拗らせたくないな〜という思いから、かなり慎重に行動していて声をどうかけようか思いあぐね、あぐねまくり、ちょ、これは神様にも聞いてみなんわ、とお祈りしました（クリスチャンです）。
お祈りしても別に答えが聞こえるわけでは決して無く。なんとなく思いもよらないことを思いついたり、さらに熟考したり、応援してもらうような気持ちをもらったり、やめといた方がいいか、と思ったりなのだけど、その時祈った後、「イーヨに連絡した方がいい」と感じたのでした。（脳みその片隅の人）
ええ〜？！別に連絡することないけどー！とは思いつつ、とりあえず気になってる人に連絡するよりは気は楽やしなあ、と思いイーヨになんとなく連絡してみたらあれよあれよと言う間に2回目の山に行く約束ができたのでした。

それが今回のお話⛰

そして今回はたまたまネットで見つけた屯鶴峯に行くことにしました。
岩場大好き人間にとってはなかなかアツイスポットで、しかもどこかに防空壕跡まであるらしい。
今回は山登りというより、現地までのハイキングに近そうだったので、さらに色々計画しました。
次山行く時はスモアしようね！と言ってたのでアマゾンで大きなマシュマロを買って、アルフォートを買っておいた。イーヨ、花粉症だったので、それに効くらしいルイボスティーも買って、さらに、ウクレレ持っていく！！となり（自然とウクレレに対する憧れ）でも、ほぼ賛美歌しか弾けないけどな！雨なら防空壕でウクレレ（賛美歌）な！それ、レクイエムやん…？と、やはり楽しく計画し当日を迎えました。（私はウクレレとおにぎりとマシュマロとアルフォートを持って行き、イーヨはコンロと椅子と飲み物セットを持ってきてくれた）