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難しいことをわかりやすく伝えるの魔法


僕は難しい事をわかりやすく伝えるというシステムが凄く好きだ。

僕は国語が苦手だし、今でも凄く苦手。共通テストの国語のテキストは読んでいるけれど、そのテキストの意味する所がわからない。注視して読んでみると、そのテキスト内の主張に対して異様に難解さが強調されている事があまりピンと来なかった。

本題に入らず、世界史や昔活躍した偉人のエピソードを引き合いに出し、何が主題なのかを語らずに延々と歴史の事実をテキストにするパートが長い文章。そういうテキストが学生時代は偉いとされていて、凄く苦手だった。

そんな僕は難しい事をわかりやすく伝える人間のテキストに救われてきた。

例えば、こういう言論があったとする。

コミュニケーションとは、ある主題を提示してその主題に対して情報の状況を集約させていく事が主な目的であり、言葉というツールを利用して私達が何をしようとしているかと言えば、主題を限定する事に他ならないのだ。

という事を伝えたいとする。

でも、これは伝わらない人には伝わらない。それを読解力が無いと言うのは僕は好きじゃない。

これはもっと簡単に、ニュアンスを崩さず言える。僕ならこう言う。

どこに住んでますかと聞かれて地球って答えちゃダメなんだよ。

これで伝わるんです。

コミュニケーションとは、ある主題を提示して後はその情報をどこまで限定させるか。というモノであるという説明を「どこ住んでますかで地球って言っちゃダメ」という言い方で小学生でも理解できるようになる。

僕はここに魔法を感じる。つまり読解力の欠如と言われているけれど、優しく伝われば小学生でもコミュニケーションは状況を集約させていくという事を理解できる。

僕は読解力の時代というより、これからは難しい事をわかりやすくテキスト化していく時代になって欲しいと思う。

歴史の偉人の人生を書かずとも、偉大な資産家の下積み時代など書かずとも、わかりやすく思想は伝わる。

そういうテキストが魔法みたいに広がっていけば良いなと、僕は思っている。

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kaiyare
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