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緑柱石の松の葉は透き通り 虚無の彼方へ僕の視線を放り出してしまうほどの冷酷さは備えず 自…
地上5メートル板のうえ お日さまわた雲いっしょになって スポットライトあて回る きらきら光…
ある夏の夜。まとわりつくような湿気と、ざらざらしたコンクリートが、僕を部屋へと追い立てた…