靴職人を諦めた僕が、それでも靴屋であり続けたい理由
14年前、僕は靴職人になることを諦めました。
10代から憧れていた靴作り。それなのに「自分に靴を作り続ける根気強さは無い」と、靴作りを学ぶわずか2年の間に気持ちは小さくしぼんでいってしまいました。
靴への好奇心だけでは向上心を持って靴を作り続けることはできない。
その現実をあっさり受け入れてしまった自分にガッカリしながら、選んだのは靴とは全く違う道。
それでも靴がずっと好きで、靴への好奇心は薄れなくて…
一度距離を置いた靴の近くに結局戻ってしまいました。
そこから11年