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デリケートゾーンのニオイを解消するために紆余曲折したこと

事件は、なんとも言えない違和感から始まった!

ある夏の日、ふと気になり始めた私のデリケートゾーンの匂い。最初は気のせいかな?と思っていたのですが、だんだん気になって気になって仕方がなくなってきました。ウェブメディアで「クッサ〜問題」なるものが話題になっているのを見かけては、もしや私も?と不安な気持ちが募るばかり。

そうして始まった私の対策の数々。まずは丁寧な洗浄から。でも、これが良くなかったみたいです。必死になって洗えば洗うほど、デリケートな粘膜が悲鳴をあげ、かぶれが出てきてしまう始末。

自己流ケアの限界

次に試したのが、デオドラント製品でした。

ご存じです?Amazonで「デリケートゾーン 消臭」と検索すると、たくさんの商品が出てくるんですよ。それだけ悩んでいる人が多いということなのでしょう。

石鹸に、ローションに、トリートメント。ありとあらゆる商品を片っ端から試してみる私。これぞ、もはや暴走としか言いようのない行動でした。

でも、どれも一時的な効果しかなく、根本的な解決には至りません。むしろ、デリケートな部分に次々と異なる製品を使うことで、肌の調子を崩してしまった気が……。

解決しないまま、ニオイ問題は継続。横に人が来ると「臭うんじゃないかな」と気が気ではありませんでした。
なにせなにより、自分がクサイ!なんとかして〜!

私の出した結論

「これはもう、専門家に相談するしかない」

その決心がつくまでに、実は3ヶ月もかかってしまいました。デリケートな話題だけに、なかなか勇気が出ず……。

でも、定期的に通院している婦人科の先生なら、きっと真摯に向き合ってくれるはず。そう信じて、診察時に勇気を振り絞って相談してみることにしました。

「検査をしてみましょう」

先生によると、よくある問題のよう。ただ、原因としていろいろ考えられるので、まずは感染症によるものかどうかをチェック。まあ、あれですね。子宮がん健診と似た感じで、膣内の状態を検査に出しました。

結果、心配していた感染症は見つからず、むしろ健康な証である乳酸菌もしっかりといることも判明しました。

「年齢による粘膜の萎縮が原因かもしれませんね。いわゆる萎縮性膣炎の症状です」

先生の説明によると、50代に入ると女性ホルモンの減少により、粘膜が薄くなったり乾燥しやすくなったりするそうです。それによって、デリケートゾーンの環境が変化し、匂いが気になるようになることもあるとか。

処方された薬を1週間使用したところ、嘘のように気になっていた匂いが消えました。数ヶ月も悩んでいたのが馬鹿らしく思えるほど。あんなに一生懸命市販品を試していたのに、結局必要だったのは適切な診断と治療だったんですね〜。

この経験から学んだのは、デリケートな悩みこそ、早めに専門家に相談することが大切だということ。

そんなあれやこれやの顛末を、ポッドキャストで語っています。結論としては「婦人科で年齢によるデリケートゾーンのニオイが解消した」ということなんですが、そのほかの状況など、詳しくお知りになりたい方はチェックしてみてください!


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