【開運終活】終活の目的は?自分の死後、残された人の負担を減らすため
終活の目的は何でしょう?
大きく分けると2つあります。
①自分の死後、残された人の負担を減らす
②自分自身の人生を豊かにする
①自分の死後、残された人の負担を減らす。
★身辺整理
実家の片付け問題が話題になっています。
もしもの事があった時、後始末をするのは子供です。
祖父祖母父を見送った私としては、後片付けで生前、私の知らなかった一面を見る事が出来、それはそれで懐かしむ時間が持てました。
というのも、子供のころ、大家族で生活していたので、年を取ると順番にお迎えが来るもの・・という価値観の中で生きていたことと、先逝く人も自然と人生の後始末をする生活が成り立っていたのか、当時は終活という言葉はなかったけど、「立つ鳥跡を濁さず」…とでも言いましょうか、自然に身辺整理できていた家族だったので、「大変!!」というより懐かしむ事が出来たのだと思います。
実はこれってとても大切なことで、亡くなった後、「も~~~~」!!と思うか「え~~こんな一面もあったのか…」と思うかで、先逝く人への思いが変わってくるものです。
年齢に関係なく、人生は突然終わってしまう事もあります。
常日頃から、身の回りのものを整理して、無駄なものをため込まない生活を心がけると良いですね。
★相続の準備
自分の死後、遺族の間で遺産をめぐる争いが起きることがあります。
このような事態は、資産がどのくらいあるか分からないときに起こりがちです。
遺族がお互いを疑って争いに発展してしまうのです。
このような事態を避けるため、資産を明確にしておきましょう。
相続というとプラスの財産に目が向きがちですが、マイナスの財産もちゃんとは明確しておきましょう。
隠し借金は迷惑ですよ。
ローンやクレジットも表記しておきましょうね。
具体的なお金の話となるといろいろ思惑が交差することもありますが、まずは資産と負債をきちんと表記しておきましょう。
これは一度やればOKというわけでなく、動きがあるモノでもあるので定期的に見直すと良いです。
自分が加入している保険も、この機会に確認しておくと良いです。
★葬儀やお墓の準備
身内が急に亡くなった場合、家族が悩むのが葬儀の形やお墓の問題です
特に葬儀は、お別れを悲しむ間もなく、事務的にどんどん進んでしまうので、あらかじめざっくりとでも「こんな感じで・・・」という話が生活の中でできていると送る方も送られる方も良いですね。
お墓問題も昨今いろいろ言われていますが、日常的に話せる雰囲気を作ることも終活の一つだと思います。
残された人のためにも、このお金の準備は・・出来れば必須です。
★施設や介護、制度についての知識を持つ
終活とは、なくなった時の事だけではありません。
人生100歳時代とは言うものの、健康寿命は100歳ではありません。
つまり多くの人が後半何年か、誰かのお世話がないと日常生活がままならない状態なのです。
そんな時、受けられる制度やサービスを知っているか知らないか・・では大きな違いがあります。
知っていれば不安も軽減されます。
大きな病気になった場合、入院するのか、在宅で医療を受けるのか、延命治療を希望するのかなども重要です。
施設や介護保険制度についても知っておきたいところですね。
また、判断力が衰えてしまった場合、後見人に法律面や生活面で保護・支援してもらう「成年後見制度」の利用が必要となってくる場合もあるかもしれません。
長くなりましたので今日はここまで、
次回は、この続きのもう一つの目的「自分の人生を豊かにするために」をアップします。
終活が出来るのは「生きているから」
生きているという事は「身体があるから」
身体を大切にしましょう。