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アンコウ怖いい。海藻かわいい。

 昨日は女の子たちと博物館に行ったんです。珍しく靴も履いていったんです。バレンタインデー前なので1mmくらい期待して東京に繰り出したわけです。
待っていたのは、軟体動物の分類についての話と魚の繁殖活動についてとヤドカリの同定についての話でした。
楽しかったけど、おしゃれなスペイン料理屋でする話じゃないよ。絶対。〇〇〇〇は個室を予約しましょう。


本日のラインナップ
キアンコウ/褐藻の仲間たち/ツノヒラムシの一種/ボラ/ベニカエルアンコウ/


日曜日の昼過ぎ、隣のサービスからさらっと「キアンコウいたよ。」と情報をいただいた。ほんとにさらっとだ。ぎゃあーーー!でっかい!!キアンコウぅぅぅー!とか叫んでもいい位のサイズだったのに、ホントにさらっと。「いたよ」って。ゲストさんと猛ダッシュで先端へgo!!
残タンでギリギリまで粘ってやったぜ。興奮で鼻息当たっちゃって、キアンコウが動いちゃったのは御愛嬌で。。ね。。。

水温は14℃〜16℃代になってきた。日の当たる場所の褐藻の仲間たちがうじゃうじゃと生えてきている。フクロノリやホンダワラ、マメダワラに加え、ウミトラノオも見られる。早く水面まで届いて森を形成してほしいな。

この時期にやたら見ることがあるツノヒラムシの仲間。確か学名はトリケラトプスみたいな名前だった気がする。
柄が大阪のおばちゃんのハンカチみたいですごく毳毳しい。←けばけばしいってこんな漢字書くんだ。
ヒラムシはツルツルなのにね笑

 春が近づいているんだなぁと思える光景のひとつ。「春ボラ」の登場。大瀬崎では秋ボラと春ボラといてどっちも大きなボラ壁(通称ボラクーダ)を形成する。海藻の森とボラクーダなんてのを夢見てワイドレンズ買っちゃった♡

最後はこちらの1枚で!
生き物は懸命に生きてて、僕らは海の中にお邪魔させてもらっている存在。いい写真が撮りたいから、皆から褒められたいから、色々な個人の思いはあると思うけど、前提を忘れちゃいけない。
生物に影響が出るようなふれあい方はNG。ベニカエルアンコウが隠れたがっているなら隠れさせといてあげるのが良ダイバーだってばよ。

ベニカエルアンコウ見つけてみてねぇー!

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