生きるぼくら
原田マハさんの「生きるぼくら」を読んだ。
大好きな作家さんの本。
大号泣した。
電車で読んでいて、ここでは泣けないと必死に耐えてたら、改札を出た瞬間から…涙が落ちないように早歩き。
自転車に乗って、真っ暗闇の帰り道に変わった途端、涙。泣き出したら止まらなくて、家まで10分ずっと泣いてた。
認知症の話が軸になっていて
少し進行したり、良くなったり
本人の意思があったり、なかったり
「行かないで」って訴えられたり
「どちら様か分からないけど」って言われたり。自分の観察日記を読んでいるみたいで、買ったばかりの本がシワシワになってた。
身内が自分のことを忘れたり、認知症になるなんて思ってないし、ずーっといてくれるもんだと思ってるから、ろくなことしてない。今なら貴重なこともモノも、その有り難みって失われてから気付いちゃう。
泣きすぎてしまって、今日は心を失ったぐらい人と話す気になれなかった。心の中は後悔と感動でいっぱいだから。
なんかいい本ないかなぁ
って人がいたら、ぜひ。
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