『Coda』 観るか迷うなら絶対見て。
『Coda』を観てきました。
タイトル通り、
観るか迷っているなら絶対見たほうがいい。
そして、この記事をたまたま開いて少しでも気になった人も観てほしい。
そんな一作品でした。
作品概要
豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聞こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。
新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。
だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。
悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。
映画 『Coda コーダ あいのうた』 公式サイト
『Coda』 感想
家族との愛だけでなく、
恋人との愛、
恩師との愛、
さまざまな「愛」の形が描かれていたと感じました。
決して壮大なストーリーではありません。
最近、派手なアクションやアニメ映画ばかり見ていたので、
質素な物語だとも感じました。
だからこそ、より心に沁みる。
ああ、これが“物語”なのだなぁ…
"映画"ってこういうことなのかなぁ…
と、なんだかしみじみ思いました。
一番印象的だったのは、
聴覚障害の両親の視点に立った描写。
今思い出しただけでも鳥肌が立つ演出でした。
カメラのピント合わせも巧妙。
笑いあり、涙あり。
演出も相まって、とても人間味があってリアルな人間模様でした。
『Coda』 感想②
障害を持つ方への接し方、という点も考えさせられた。
さすがに、偏見や差別、ということを考えるのは問題外というか、
すでに自分の中では気にしていないところがあった。
でも、周りの人はそうとは限らない、というのは今回の学びだった。
そして、上と被るが、
「音のない世界」というのがいかに大変か、
いかに自分達と違う感じ方をしているのか、
というのがとても印象的だった。
想像はできる、と思っていたが、全然違う。
結局自分は、自分が経験したことでないと想像できない。
そこを感じることができた。
最近いろいろあってそういうのを感じることが多かったからね、
そういう時期なのか。。笑
まとめ
最後は自分語りになってしまったが、
とにかく映画『Coada』。
気になっている方は絶対に観に行くべきだと思う。
てか、この作品で感動しない人はいないんじゃないかなぁ。。