2023.12.17 飯能市 第九
このnoteは指揮者の栗田博文さんファン視点による感想である。
栗田さんについての感想が多めなのは仕様。そんな仕様の感想であっても読んでみたい挑戦者がいるなら、このまま読み進めていただきたい。
なお、誤字脱字があるのは仕様なので予めご了承ください🙇
■ 公演の詳細
公演名:
飯能市市制施行70周年記念 第16回交響曲第九番 演奏会 ≪ 合唱付 ≫会場:
飯能市市民会館指揮者:
栗田 博文ソリスト:
◾ ソプラノ:肥沼 諒子
◾ アルト:野間 愛
◾ テノール:中島 康晴
※当初は 新海 康仁 さんが出演予定だったが、インフルエンザのため中島さんが出演
◾ バス:又吉 秀樹合唱:
飯能第九合唱団フライヤー(チラシ):
https://www.city.hanno.lg.jp/material/images/group/64/dai16kaidaikunochirashi.jpg
■ プログラム
第一部
シベリウス 交響曲「春の歌」op.16
シベリウス 交響曲「フィンランディア」op.26(合唱付)第二部
ベートーヴェン 交響曲第九番「合唱付」op.125
■ 栗田さんファンなら確認する項目
指揮台:
高さがある指揮台で転倒防止のバーは無。舞台のギリギリの場所に設置されていたので、転倒しないか心配になる。
儀式の音:
前半・後半ともにバッチリ聞える。
大概のコンサートでは前半の1回のみだが、第九が含まれる演奏会では第九を指揮する直前にも儀式を行なうようだ。2019年の第九の時でも指揮する直前に儀式を行なっている。
憶測になるのだが、第九を指揮する前の精神統一、もしくは第九モードへの気持ちの切り替えとして行なっているのかもしれない。
胸元:
いつもの薔薇ブローチではなく、ファンの間ではレア度が高いとされているポケットチーフ。
◾ 前半:薄い青色(カラーコード:#92a8e4)
◾ 後半:赤色
今回の第九に参加した栗田さんファン、ポケットチーフを見た時点でテンションが上がったと思われる。
■ 栗田さんのMC
『 シベリウス 交響曲「春の歌」op.16 』が終わった後に、お待ちかねの栗田さんのMCが始まる。ポケットからMCネタを書いたメモを取り出して話してくれる姿は滅多に見れないので、とても貴重な時間であった。
栗田さんの前半MCを要約した内容は書きの通りである。
4年ぶりに開催できて嬉しい。4年は長かった。
初めて第九に来た人は?ようこそ、飯能第九へ!
前に来たことがある人は?おかえりなさい!
12月は今回の演奏に関する音楽イベントが様々ありまして、最初に演奏した「春の歌」を作曲したシベリウスは12月8日にフィンランドで生まれ、フィンランドは12月6日に独立宣言をしました。シベリウスのことや独立宣言について話すと長くなので、各自で調べてください。
ベートーヴェンの誕生日を知っていますか?正確な記録は残っていませんが、12月16日頃に生まれたと言われています。12月17日に洗礼を受けた記録が残っているので、16日だと思います。
皆さん、いい時に来ましたね✨
12月28日は、わたくしの誕生日です。年齢は...永遠の26歳です。年齢詐称ですね(笑)
栗田さんファン一同「永遠の26歳」で爆笑したのは...お察しいただきたい。
第二部を始める前のMCの要約は下記の通りである。
演奏前に指揮者が喋ることはないのですが、言い忘れたことがあるので喋ります。
第九は1824年に初演された。つまり来年は初演から200年の年になります。市長、来年の開催もよろしくお願いします。
この言葉を聞いた瞬間、栗田さんファン一同も心の中で「よろしくお願いします、市長!!!」と思い、アンケートに熱き願いを託してきた。
■ 心の中で叫んでいた感想
儀式の音、聞けた!この音を聞くことで味わえる始まった感が実に良い(ゲンドウポーズ
お待ちになって...!今日の胸元、ポケチー(ポケットチーフ)!!ここでレア度が高いポケチー姿を見れるとはぁあああああ!!!
何で今日はポケチーだったんだろう?2019年の時は薔薇ブローチだったから、クラシック音楽の時はポケチー...という方程式は成り立たない。いつもの衣装はクリーニング中??🤔
初めて聴く『 シベリウス 交響曲「春の歌」op.16 』、栗田さんの指揮で聴けて嬉しい!😭🙏✨
最初から身体全体を使ってるなぁ~体力どうなっているんですか?
栗田さんのMC、キタ――(゚∀゚)――!!!!!
ペンとメモ帳をスタンバっておいて良かった🌵✨
栗田メモを見ながら話す栗田さん、可愛いよなぁ~(´ω`)💕
栗田さん指揮・青山学院管弦楽団での「フィンランディア」は若さ溢れる音色だったけど、今日は落ち着いた音色に聞える。
青山学院管弦楽団の時は団員にこと細かく指示を出してる感だったけど、今日はピンポイントで指示を出してる感じよね?🤔
合唱団への歌い出し指示で「3・2・1」のカウントダウンの指の動きが見れるとは!
最前列の指揮台真後ろ席の人、栗田さんの指揮台への踏み込みにビックリしてない?大丈夫??
合唱付の「フィンランディア」も良いぃいいいいいい!!!!!
本番(第二部)前にも栗田さんのMCを聞けるとは...!😭🙏✨
栗田さんの「マイ第九スコア」に、ちょいちょい付箋が貼ってあるなぁ~今回は、そこの所が重要ポイントな感じ?にしても、ページをめくる際にできるスコアのシワに歴史を感じる...エモい🤤
遂にエキサイティング第九が4年ぶりに拝める😭😭😭
え?前回と比べると今回の動きがヤバない?めっちゃ飛んでるし、指揮台への踏み込みも増してる。
※第一楽章~第二楽章、ずっと同じことを思う。楽章ごとに👏が起きてる…つまり、クラシック音楽🔰が多い…ということか。市民が主役の演奏会だから、これはこれで良いのかもしれない。
第三楽章ウトウトしがちだけど、今日はそんなことない!(驚)
第三楽章での動きは第一楽章~第二楽章に比べて、全体的に控え目だ。ここで体力温存って感じかな?🤔
指揮中に左手で汗を拭う姿、初めて見た!
エキサイティング第九の真骨頂である、第四楽章が遂に始まった...!
え...栗田さんの動き、2019年を上回ってない?めっちゃ動いてる!!見てる側の心臓もヤバいんですけど??(真顔
又吉さんの歌声を声量、何なの?!!
ヤバい!ヤバい!!ヤバい!!!又吉さんから見て直線上の席に座っているワケじゃないのに、自分の席まで歌声がガッツリ響くって...声量の圧がハンパない。歌声は神より与えられし人だけが持つ楽器✨ちょ、合唱団の歌声もマジでヤバい...鈴木優人さん ✕ 関西フィルで聴いた合唱団の歌声よりもイイ!!本当に4年ぶり?!石塚先生の指導力、すごくない??(真顔
合唱団への左手指さし指示の動きに師匠の外山さんを感じる...外山さぁ~ん😭😭😭
瞬きできない、否、瞬きをしてはいけない!
心臓が、脈が、身体が、心が、魂が、自分自身の全てが圧倒されている!!!
圧倒され過ぎて息ができない!!!
ラストでの『真・栗田無双(第九)』、ヤバ過ぎぃいいいいい!!!!!
栗田さんの背中ぁあああああ!!!!!
ブラボーーーーー!!!!!
😭🙏✨…👏 ✕ 無限
第九でも👏欲しがり博ちゃん、可愛い..._:(´ཀ`」 ∠):💘
安らかな死...〜( ε¦) 0
■ 最も印象に残った場面
第九の四楽章を振り終わった直後に栗田さんの背中から何かがスッと抜けて脱力したような瞬間が最も印象に残った。
今まで色々な栗田さん指揮のコンサートに参加してきたが、脱力したような背中を見たのは初めてだった。脱力したような背中は一瞬にして、いつものビシッとした背中に戻り、客席に向かって一礼した。
強めの幻覚と言われそうだが、自分の目には確かにそう見えたのである。
■ まとめ
終演後、しばらく動けず天を見つめ放心状態。つまり、無事に異界送りされた。何と心地の良い異界送りだったか...✨
隣に座っていた友人に予め管理人の骨と魂を拾って欲しいとお願いしていたが、友人も放心状態になっており動けなかった。
ちなみに、ようやく動けるようになった管理人は足がプルプルした状態でロビーに出たのであった。
「○○すべき」という言い方はしたくないが、あえて言いたい。栗田さんファンは一度は第九の演奏会に参加すべきである。管理人が何故すべきと言い切ったのか…それは貴方自身の目で確かめていただきたい。
何とか感想を文章にできたが、画像1枚で感想を表わすのであれば下記の通りである。
■ 出演者様の投稿
又吉さんの3枚目の写真を見て気付いたこと:
デジタル時計、6時40分を指してる…これは当日の朝…ということですよね?
■ 覚書
5列目が最前列。
2023年に確保した9列1*番の席は、自分にとって神席。双眼鏡が無くても栗田さんの胸元が確認できる。
栗田さんのMCもあるはずなので、トーク内容を書き留めたい人はペンとメモの準備を忘れずに。
アンケート用紙、あり。アンケート用のクリップペンシルが配られるが、自前の色ペンで書いた方が目立つ。
2024年も開催されるなら、御布施として一枚余分に取る。
来年も外山さんの第九を見てから参加する。