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ただの大学生、音楽の話⓶
こんにちは。ただの大学生です。
今日は前回に続き、僕に元気をくれる音楽の話をしようと思います。
前回の話
前回のノートで自分の中学生くらいまでの音楽遍歴を書きました。
”ゆず”→BiSH(アユ二・D)→PEDRO→ナンバーガール→andymori
ざっと振り返るとこんな感じで中学二年生になってます。
中学生の時はずっとナンバーガールとandymoriたまにBiSHを聞き続けて育ちました。もちろん友達と音楽の話はできませんでした。
高校生の時の僕、好きな子と出会う
高校に入学してからも好きなバンドは変わらずandymoriを聞き続けていた僕ですが高校二年生になったとき好きな子(以下Aちゃん)ができました。
Aちゃんもバンドが好きな女の子でライブハウスに行ったりするタイプの女の子でした。そんなAちゃんを見ても僕もライブハウスで見るバンドたちに密かに憧れを抱いていた気もします。
ちなみに僕はその時ライブに行ったのは母親に連れていかれたゆずのライブのみでした笑
しかし高校二年生のころの僕の好きなバンドは解散したバンドばかりでAちゃんの知っているようなバンドでもなければライブハウスで見られるバンドでもなかったのです。
これがきっかけとなりライブハウスで見られるバンドを聞き始めました
初めてのライブハウス
Aちゃんとはその後付き合うことができ二人でライブハウスに行くことになりました。初めてのライブハウスだったので見に行くバンドはAちゃんにお任せして行きました。高校二年の冬だった気がします。
クジラ夜の街というバンドが当時二人とも共通して聞いていたバンドだったのでそのバンドのライブに行きました。
初めてのライブハウスで慣れないドリンクチケットに困惑しつつ水を頼みライブを見ました。初めてのライブハウス、狭くて音が大きくてみんな楽しそうで初めての感覚で感動した記憶があります。クジラ夜の街というバンドのライブがきれいな物語を見ているような不思議なライブでライブの直後は余韻でずっと聞いていました。
でも心のどこかで僕の見たいライブはandymoriのような消えてしまいそうな危うさの中で演奏する姿やナンバーガールのような激しくも繊細な演奏を肌で感じてみたいという気持ちがありました。
念願の小山田壮平
大学に入り時間的な余裕が高校生の時よりも多くなった時初めて小山田壮平のバンドセットライブに行きました。
確かにそこに彼はいて最初の曲、イントロのギターの音を聞いた時中学高校とどことなく生きにくさを感じていた日々を思い出しふわふわした感情になりそれと同時に涙が溢れてきました。
僕が中学の時から救われてきた彼の音楽を生で聴いている。目の前で演奏して歌っている。
その事実を理解するのには時間がかかりました。
でも僕が中学生の時に聞いていた危うさとか消えてしまいそうな感じだとかそういうのは感じず優しく自分を肯定してくれていたような気がします。
あの時のような危うさの中の美しさのようなものはなかったけれどこんな風に僕は音楽と一緒に成長するのだと思って少しスキップで帰った。