応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
僕が秋田水害の復興活動を始めてから、
とても多くの人に助けていただきました。
本当にありがとうございます。
クラウドファンディングが終了したので、
秋田水害を始めようと思ったきっかけから、
振り返ってみようと思います。
この約1ヶ月を思い出して、泣きながら書いております。
水害復興をしようと思ったきっかけ
僕が秋田水害の復興活動をしようと思ったきっかけは、田村さんでした。
ハワイへ行く予定を蹴って秋田で復興活動しようとする田村さんを見て、
「あれほど忙しい田村さんがボランティア活動に行くんだったら、自分も行ける。」
そう思い、秋田水害の復興活動に行くことを決めました。
しかし、僕は22歳の大学生で、お金がなく、
行きたいけど行けない。
行けたとしても、お金が尽きてしまい、
活動期間が短くなってしまうと思いました。
そこで、
クラウドファンディングという形で活動資金を
ご支援いただいて、活動しようと考えました。
鬼塚さんとの出会い
秋田水害の復興支援へ行こうと思った時に、
「熊本支援チーム」というボランティアチームを知りました。
一緒に活動したいと、直接熊本支援チームにメッセージを送り、
被災地で合流したのが、鬼塚さんでした。
誰からも愛される優しく明るい人で、
色々な面で助けていただきました。
鬼塚さんはすごく色々な人と繋がっていて、
池田親生さんをはじめとした、
心から尊敬できる素敵な人に、
たくさん出会うことができました。
ボランティア活動以外でも、
鬼塚さんには1番お世話になりました。
本当にありがとうございました。
田村さんとの壁打ち
クラウドファンディングはとても難しく、
ご支援金額も思ったように伸びませんでした。
そこで、22歳の僕にとっては安くない金額でしたが、
田村さんにクラウドファンディングについて聞こうと、壁打ちを申し込みました。
何としてでもクラウドファンディングを成功させたかったので、申し込みました。
「22歳の大学生が復興活動をすることは素敵」と褒めていただいた上で、
愛あるダメ出しをたくさんいただきました。
クラウドファンディングだけではなく、
人として大切なことを教えていただきました。
60分の壁打ちのはずが、90分も相談に乗っていただきました。
そして、壁打ちが終わるとすぐに、
田村さんからこんなメッセージが届きました。
「そもそも水害ボランティアを支援する為のクラファンの相談やし、クラファンのアドバイスというより"そもそも論の話"をして、クラファンの力になれなかったから、今回は返金しとくわw」
壁打ち時間を延長していただいた上で、
お金まで返金していただきました。
次の日には、田村さんが運営するタムココサロンに、
僕のことについて記事を書いていただき、
クラウドファンディングのURLまで載せていただきました。
そのおかげでクラウドファンディングの支援総額が、
28000円から124000円に。
その後も、何度も記事に僕のことを取り上げていただきました。
さらに、田村さんのおかげで、タムココサロンの方々からご支援いただき、生一本さんのとっても美味しい焼肉をいただくことができました。
田村さんは僕の発信を追ってくださっていて、フィードバックをいただきました。
色々なことを教えてくださり、助けてくださり、
本当に感謝しております。ありがとうございました。
復興活動
秋田市内の水害は珍しく、市、被災者の方々の両方、対応が難しかった状況でした。
ニュースでも詳しい情報はあまり流れなく、
秋田県外の人には、復興はすぐに完了したと思われることもあったそうです。
しかし、現実はそうではなく、
床下浸水してしまった家は、
カビの原因となる泥やゴミが溜まったまま。
車が廃車になったり、水道に泥が入って修理が必要になったりと、被害は甚大でした。
修理も頼んだらすぐできるわけではなく、
数週間、数ヶ月待ちも普通です。
田んぼを持っている農家の方々の被害も大きく、
コンバインなどの重機が入れないほど、
流木や岩が田んぼに流れ込んでいました。
川の土が流れてこんでしまっているため、
稲はなぎ倒されて、雑草も生えている状態でした。
あまりにも大きな被害のため、
農家を辞める判断をする人も少なくありませんでした
農家の方々の話を聞いた学生たちは、
2日かかる予定だった作業を、
みんなで協力して1日で終わらせることができました。
被災者の方々が繰り返しおっしゃっていたのは、
「ボランティアの方々がきてくれて本当に助かった。ありがとう。」
ということでした。
少しでも被災者の方々の役に立てただけでも、
とても嬉しく思います。
心の底からの感謝を受け取ることができて、
力強いパワーをもらいました。
ボランティアイベントを企画
田村さんからの、
「自分にしかできないこと、
自分だからこそできること、をやろう」
というアドバイスをもとに、
学生を集めてボランティア活動をするイベントを企画しました。
僕自身が大学生だったということもあり、
大学生はお金がなく、ボランティア活動をしたくてもできないことを理解していました。
ボランティア活動の一番のハードルは交通費だと思いました。
なので、
交通費を学生に10000円(秋田県内学生には5000円)を支給することを決め、
知っている人にメッセージや電話をしました。
そして、Instagramで合計70件以上、秋田県大学生のサークルなどにメッセージを送りました。
どうしても外せない予定があって来れない人ももちろんいましたが、
僕のために、予定を飛ばしてきてくれた人もたくさんいました。
今回のイベントは、
「被災者の方からの『心の底からのありがとう』を受け取る経験を、一緒にしたい。」
という僕の気持ちから始まった企画でした。
参加メンバーは、
被災者の方々からの心の底からのありがとうを受け取ることができたと思います。
参加メンバー全員が、イベント主催に慣れない僕を、
積極的に動いて助けてくれました。
「普段は経験できない、被災地の現場での作業を経験できて良かった。」
「今までの価値観が壊れるような、いい経験ができた。」
「誘ってくれてありがとう。また誘ってね。」
こんな感想をたくさんいただきました。
今回一緒に活動した人たちは、一生、仲間でいたいです。
そんな人たちに出会えて、本当に幸せでした。
秋田水害の復興支援や、
今回イベントを主催できたのは、
クラウドファンディングでご支援いただいた方々、
田村さん、親生さん、鬼塚さんをはじめとした、
本当にたくさんの人に助けていただいたおかげです。
本当にありがとうございました。
今回の秋田水害の復興支援を通して、
感謝をいただくことの嬉しさ、
ご支援いただくことのありがたさ、
被災地の現場のリアルを届けることの大切さ、
素敵な人たちと一緒に活動できることの幸せを
心の底から感じることができました。
1ヶ月前の自分と比べて、大きく成長できました。
本当にいい経験をすることができました。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました‼︎