「絵本の出版に向けて」
※ぜひ拡散の方お願い致します。
兼ねてから制作している絵本の絵ができたので、自分の誕生日の3月6日に出版できるよう、そこに照準を合わせて準備をしていきたいと思っております。私はフリーで仕事をさせていただいていて出版社との繋がりもないので、今回は自費出版という形で出版しようと思っています。そこでその費用として本日から12月27日までの1ヶ月間、絵本出版のためのご支援を募らせてください。最初なので200部するつもりで、目標金額は55万円にしています。目標達成できれば200部刷りますし、もし届かなければその金額でできるだけ刷ろうと考えています。
先日自分が元々いた養護施設の職員の方とお話する機会があり、電話ですが当時の話や今絵本を描いたりイラスト制作をしているという話ができました。私は9歳の頃にその養護施設に入所して、高校を辞めた15歳までそこで生活させてもらっていました。私は幼少の頃からあまり社交的ではなくて施設の中にいる人と仲良くすることができなかったですし、当時いた職員さんに目の敵にされたりして居場所を見つけられずずっと一人で遊んでいました。そのときに心の支え、そして現実逃避する場所としてそばにあったのが絵本と絵を描くことでした。絵本を読んでいる時と絵を描いているときだけは夢の中にいるみたいで、一人なのに一人じゃ無いような気持ちでいれました。でもその分絵本を読み終わった時、幸福感の陰に少し悲しさというか現実に戻る喪失感もありました。本来、楽しい絵本は楽しく読んで幸福感を感じて終わるものだと思うのですが、中には少し悲しい終わり方をするものもあってそれはそれで共感ができて勇気をもらったりもしていました。だから私は、絵本というものに正解、不正解はなくて読み手次第でハッピーエンドにもバッドエンドにもなりうるとても自由なものだと思っています。
読み手によって感じ方が違う自由な世界で作品を作るからこそ伝えたいことをそのまま伝えるのが容易ではないと思うのですが、その中で私は大人が読んでも子供が読んでも、みんなそれぞれ強みがあってコンプレックスすらもアイデンティティになるということを今回の作品で伝えたいと思っています。
こういうふうに文字で書くと少し固くて難しいことのように思えるかもしれませんが、とにかく「自分は自分でいい」ということを伝えたいのです。自分がそう思えなくて、他と比べて劣等感を感じたり施設暮らしや母子家庭だということに負い目を感じていたからこそ私の描く絵本でそんなことはないと感じてもらえたらと強くそう思います。
この文章を読んでもしこの絵本出版を応援したいと思ってくださったらぜひ、ご支援お願い致します。私にとって絵本が居場所であったようにこの絵本が多くの方の心の拠り所になるようぜひご協力いただけると幸いです。
※ぜひ拡散していただけると幸いです。
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