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脳卒中を防ぐための生活習慣と冬の注意点
こんにちは
荒木魁人(あらきかいと)です。
今回は冬に近づいてきたので脳卒中について書きます!
脳卒中とは?
脳卒中とは脳血管障害の総称で、代表的なものには脳梗塞や脳出血、くも膜下出血があります。
脳卒中の主な原因は高血圧で、他には喫煙や飲酒などの生活習慣が発症に関わっていると考えられています!
原因
脳卒中は大きく脳梗塞と脳出血に分けられます。
病気の種類により発症するメカニズムは異なりますが、どちらも高血圧が最大の原因です。
脳梗塞とは脳の血管が詰まり、血液が送られなくなり脳の細胞が壊死してしまう病気です。高血圧が続き動脈硬化が進行することで発症します。
脳出血は脳の血管が破れ出血する病気です。高血圧の程度が強い場合に血管が破れることで発症します。
症状
脳細胞が壊れることで意識障害や半身麻痺・感覚障害、言語障害、嚥下障害、高次機能障害などがみられることがあります。
症状は発症部位毎で変わってくるため、どこに発症したかも重要です。
脳梗塞について
脳梗塞とは、脳を栄養する動脈の血行不良により、酸素や栄養を受けている神経細胞が死ぬことでさまざまな症状をきたす病気です。
脳梗塞は主に3つのタイプがあります
・ラクナ梗塞
脳の細い血管が詰まることで起こります!
・アテローム血栓性脳梗塞
比較的太い血管が動脈硬化により詰まることで起こります!
・心原性脳梗塞
心房細動などの不整脈が原因で心臓の左心房でできた血栓が脳に飛んで詰まることで起こります!
脳梗塞のリスクファクター
・高血圧
・糖尿病
・脂質異常症(高コレステロール血症、高トリグリセリド血症)
・心房細動
・喫煙
・慢性腎臓病
・肥満
・運動不足
・大量の飲酒
・過剰な塩分摂取
・ストレス
・食生活の欧米化(メタボリックシンドローム)
脳出血について
脳出血は、脳内の細い血管(動脈)が破れることで血液が漏れ出す病気です。
血腫という塊を形成し、この血腫は脳にダメージを与え、手足の麻痺やしびれ、言語障害などの多様な症状を引き起こします。
また、出血の場所や血腫の大きさによっては、意識を失ったり、呼吸や循環に関わる脳の部位に影響を及ぼし、最悪の場合、命を落とすこともあるため、注意が必要です。
なぜ冬に近づいたから書いた?
脳卒中による死亡は冬が多く、その要因として冬の寒さがあげられます。
気温が下がることで抹消血管が収縮し血圧が高くなるなどして、脳卒中が起こりやすくなります。
冬の脳卒中を予防するためには、食事や適度な運動、禁煙、節酒等に留意するほか、なるべく暖かい環境で過ごすことが大切です。
ここまで読んでいただきありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ