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【Movie】「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」~最凶で最高のバディ~

『あらすじ』

前作「ヴェノム」にてジャーナリストのエディ・ブロックは地球外生命体シンビオートに寄生され、職等色々な物を失う。
失った信頼を取り戻すため、サン・クエンティン州立刑務所に収監されている連続殺人犯クレタス・キャサディへ独占インタビューを試みることに。

一方クレタスは、インタビューをエディに受けた際、噛みついたことによって付着した血によりシンビオートに寄生され結合し、彼の体内にはカーネイジという生物が誕生していた___。

『感想』※ネタバレ有

今回はヴェノムの2作目となる作品で、1作目がかなり好感触だったのもあり、期待値はかなり高めだったのですが、それを考慮しても満足度はかなり高かったです。

1作目の最後に最高のパートナーとしてお互い認め合ったヴェノムとエディですが、ひょんなことから喧嘩し、離れ離れになってしまいます。
離れている間、ヴェノムがクラブのステージで「個性を大事にしろ!」みたいなマイクパフォーマンスをしてフロアの若者たちから歓声を浴びていたのですが、その後壁にもたれかかりながら「今の俺を見せたかったよ、エディ...」とつぶやくシーンを見たときは心の中でなんだこいつ健気すぎだろ…と悶えてました。
一方エディの方も、最初はヴェノムが体から居なくなって清々した!といった感じだったのですが、色々あって追い詰められたときに「こんなときヴェノムがいたらどうする...」という具合でして、そんなこんなで結局痴話喧嘩やん!と思いましたね。
後は落ち込んでいるエディにヴェノムなりの気遣いなのか、朝ご飯を作ってあげたり、「しっかりしろ!」と喝を入れてくれたり、ホンマにヴェノム、お前かわいすぎるよ……

今作はヴェノムだけでなく、カーネイジサイドも見どころたっぷりでした。
クレタスにも護りたい人がおり、犯罪者収容施設レイブンクロフトに収容されている愛人のシュリークを奪還するためにカーネイジと組み、施設に襲撃し、シュリークを連れ出します。
ここの逃走劇が宙に車を浮かせての対抗だったりとヴェノムならではで、とても見所たっぷりでした。

教会での直接対決も、お互いの大切な人を守りつつ豪快なアクションで観ていてスカッとしました。
特に個人的には鐘の音に合わせて、人間とシンビオートの姿が交互に入れ替わりながら戦うシーンが好きでした。

エンディング後のCパートでは、1月に公開されるスパーダーマンとのクロスオーバーも匂わせていました。(このシーンでも相変わらずエディヴェノがイチャイチャ...)

脚本、アクション共にいい意味で想像通りで絶対に観て損はしない作品に仕上がっていると思いました。

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