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肌で感じるカンボジア一人旅
こんにちは!前回のnoteでは現地で体験したことのいくつかを長々と書きました。今回はカンボジアのシェムリアップという街をトピックにしようと思います!
前回の記事です!よかったらぜひ↓
Siemreapを歩く
実は僕は10日間ずっとシェムリアップにいました。当初は首都のプノンペンにも行こうと考えたりもしましたが、先輩バックパッカー父上に「なるべく長く同じ場所に滞在できると見えてくるものも違う」というアドバイスに従ってみました。
僕は暇さえあればとにかくシェムリアップを歩きました。
あちこちにゲストハウスや安宿が点在し、少し道を外れるとホテル街も。高級ホテルやコンドミニアムの建設なども進んでいました。「観光の街」という匂いがプンプンします。アンコールワットを一目見ようと世界中から旅人が集まってきます。シェムリアップはアンコールワットに支えられている街なのか。
1食1〜3ドルほどのカンボジア料理屋。謎の肉を売る激安屋台。欧米風のレストラン。数は少ないものの観光客を意識した店が混在していました。
とても新鮮な雰囲気。こっちにdomino pizza があると思えば、すぐ先には廃墟があったり、道路は凸凹だったり、、、。歩けばトゥクトゥクの運転手が「Angkor wat? Angkor wat?」声をかけてきます。
とにかく肌で感じたかったので、歩き回り、屋台で得体の知れない肉を食べてみたり、お土産屋で店主と話したり、値切り交渉を強気に試みたり、騙そうとしてきた怪しいマッサージ屋の女の子と友達になったり、歩いているだけでも何か起こる、そんな世界です。
中でも印象的だったのが「PUB STREET」。
この通りでは出会った人と良く食事をしたり、飲みに行ったり、クラブに行ったりしました。夜になると急に人も増え、音楽も鳴り響き、賑やかになっていくその様は、まさに東南アジアのパワーのようなものでした。本当に最高のでした。
ハードなサイクリングが思わぬ気づきに
カンボジアには東南アジア最大の湖であるトンレサップ湖があります。魚介の種類も多いのですが、何と言っても湖の上に家や施設があります。
これを見逃すわけにはいかないと思い、行き方を調べていると、ゲストハウスの宿主のばあちゃんに「自転車でもいける」と言われました。レンタルサイクルは1日2ドルと破格なので、即決。
30度を超える炎天下の中、グーグルマップを頼りに自転車をこいで行きます。
いつも歩いていたエリアを抜けると、いきなり道も舗装されていないようになり、いつの間にか超田舎エリアに突入しました。シェムリアップで栄えているエリアはごく一部に過ぎなかったのです。
途中、腹が減り軽食を買おうとすると、英語が全く通じない。こんなことシェムリアップの中心街ではあり得ませんでした。
昨日のスコールでぐちゃぐちゃになった泥のようなところを必死にこいで15km。湖が見えた時の感動は格別でした。
船で船首とビールを片手にトンレサップ湖のことを色々教えてもらいながら、船で湖の上を進んでいくと、浮きを付けている家、病院、学校、コンビニまでありました。雨季と乾季でいかりを上げて移動するとのこと。見たことのない風景がとても印象に残りました。
ゲストハウスに帰って、その良さをばあちゃんと語り合って終わった1日でした。
肌で感じることの良さ
シェムリアップを歩き回ったせいで、今現在でも何がどこにあるか鮮明に覚えています。
トンレサップ湖も苦労していくことをえらんだ結果、ついた時の達成感、そして郊外の貧相な様子をまじかで目にすることができました。
ベニヤ板やアルミの板で組んだ作った家。汚い
ペットボトルの中にガソリンを入れ、誰も来ないようなところで売っているその光景。まさしくここでしか味わえないものでした。
ツアーで高速バスに乗り、寝ながら待てば目的地に着くかも知れません。あるいはずっと涼しいホテルにいて涼しくなったら美味しそうなレストランで食事をするのも心地いいかもしれません。僕も元々そのようなものを求タイプでした。
しかし、実際に歩いて、肉眼で見ることによる感じ方はまた一味違いました。
名所でもなんでもないところにも、その街の実態が隠されていると感じました。実際、想像よりもはるかに貧しい郊外の様子を目にして、考えさせられるものがありました。長めにこの街にいて、多くのことに気づけて良かったです。
気になったものがあったら足を止めたり自転から降りたりすることは、一人旅だからこそ自由にできます。今回の旅でこのスタイルの楽しさに気づくことができました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!!
では、また。
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