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当たりまえだと思っていたものたち
6月のある早朝に猫が家を出てしまいました。ドアの開け閉めや鍵の施錠には気を配っていたのに、その日は一か所の窓のカギをかけ忘れて寝ていた。
猫の唸るような声で目が覚めた一瞬になんだかすべてのことを悟ります。飛び起きてみたテラスにうちの雄の猫2匹がにらめっこをしていました。
一匹の子は呼べば家の中にするっと入ってきた。
もう一匹の子はすごく戸惑った表情で私を見ていた。呼んでも来ない。威嚇されて居場所を失った気分だったのかもしれません。
騒がず静かに入ってくることを待っていたけれど、しばらくして庭の外に出て行ってしまう。
え、たいへん・・
とは思いましたが、一年間この庭にご飯を食べに通ってきていた子だったのです。迷子になるはずはないし帰ってくるよね。と考えました。
もうすぐ一か月になってしまいます。
猫がみんな揃っているあたりまえの日常が崩れてみると、どんなに大切なことだったのかと思い知っています。つい、
なんとかしてやろう
もっとよくなりたい
もっとよく見せたい
少しでもポジティブにラッキーに
もっとできるようになりたい
とちょっとずつ傾いていたけれど、それより私には私だけの大事なことがあったんじゃないかな。と考えます。
幸い、猫は居場所がわかりまして保護には至らないけど生きていることはわかっています。時間をかけてでも戻っておいでという気持ちです。
猫の捜索で疲れ切った心を気遣ってくださる近隣の方たちに出会いました。
さまよううちの子にご飯をあげてくれていた方たち、元はこの地域の生まれのうちの子のルーツ、地域猫のいきざま、その猫たちを見守る方たちにも出会い、ここでも恩返しをしたいと思ってます。
家出猫やはぐれた猫を探す飼い主さんの熱いBlogにも心が助けられました。
長い時間の末に家に戻った子もいれば、(そうでない場合もありますが)
犬にも猫や植物にも心や意思があって決して私たちの所有物ではないよね。
猫を探しながらいろいろ調べてたどりついたサイトをここに書いておきます。
猫はブログを書かない
Mさんのブログは情報が豊富で参考になります。何年も前にも読んだことがありました。でもつい最近また検索ののちにたどりつき熟読。
フェリシモ猫部
こちらで上記のブログやアニマルコミュニケーターのいわつさんに巡り合う。「岩津さんに聞く」はなんとなく読んだことがあったのに、再熟読。