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デッサン道具紹介①鉛筆

これまでのデッサン解説記事は、↓ページでまとめています

こんにちは

快適です・ω・

まずはこれがないと始まらない、

①鉛筆について解説します

私はデッサン練習では

三菱鉛筆uni(ユニ)という一番スタンダードなタイプを使っています。
(よく書店とかにも売ってるやつですね。)

↑よく使用するHBを張っておきます。

三菱鉛筆uniは芯の精度が高い割にお値段が安いということで、
絵を描く目的では使いやすく経済的です。

画材屋さんに行ってみると鉛筆だけでたくさんの種類がありますが、
高価な海外製のデッサン用鉛筆に負けないクオリティーのものだと思っています。

鉛筆の濃さは 10B~10H まであります。
10B~B,HB,F,H~10Hとなります

B,Hは色の濃さや柔らかさに関係していて、
Bの数値が大きいほど、色は濃く芯は柔らかいです。
Hの数値が大きいほど、色は薄く芯は固いです。

まずはこれから始める方は、4B~3H までを、
各2本ずつくらい揃えてみましょう・ω・
(4B,3B,2B,B,HB,F,H,2H,3Hです)
その後は、使ってみてよく使う濃さの鉛筆を買い足して行きましょう

余談ですが中間色に F という鉛筆があります。
FはHBとHの中間に位置付けられている濃度の鉛筆です。
中間色の表現をもっと細かくかき分けたい!というときに便利です。
(個人的にF好きです)

デッサン練習では三菱鉛筆uniで十分だと思いますが、
もうちょっと良いものを使いたい!と思う方には、

三菱鉛筆Hi uni(ハイユニ)がおすすめです。

↑三菱鉛筆ハイユニ

私は制作に使用している鉛筆はHi-uniを使用しています。
書き心地が変わると感じるのは特にB系なので費用を抑えたい方は、
2B以上でhi-uniを試してみて検討するのがいいと思います。

uniと比べて見た目は少し変わります。
鉛筆の上部に金のキラキラの輪っかがついてるんですね・ω・
なんとなく高級感があります✨

uniと比べて価格は少し高いですが、その分のメリットもあります。

まず大きく違うのは芯を支えている木の部分です。

削ってみると分かりますが、普通のuniと比べて削りやすくムラがないです。

そのため、描いているときに芯をバランスよく支えてくれるので折れにくいと感じます。
書き心地はややしっとりとしている印象です(特にB系の濃い色)

芯もムラがあるということは全くと言っていいほど無い仕上がりになってますのでそこも安心です(安い鉛筆だと固さにムラがあったり気泡が入っていることもしばしば…)

個人的には特にこだわりがない限り普通の uni で十分と考えています。

気を付けないといけないのが、
「あ!これ安い!」と思って間違って買っちゃいそうになるのが
三菱鉛筆uni Star(ユニスター)です


もちろん普通の鉛筆として使うには不足のない立派な鉛筆なのですが、
絵を描くのにはやや不向きと感じます。
(事務用途であればこちらで十分でと思います)

絵を描くのに向かない理由としては、木の部分と芯にムラがあることです。

ということでデッサンをするときはuni以上のグレードのものをお勧めします。

ということで、まとめますと、
三菱鉛筆uniシリーズは低価格で高品質なのでおすすめです。
厳密にいうと、uniは暖色系の炭だと思いますので、
自然物や柔らかいタッチの絵に向いてますね・ω・

よく皆さんが使うデッサン用鉛筆としてもう一つ、
STAEDTLER(ステッドラー)
があると思いますが、こちらは、
寒色系の炭で、芯が全体的に硬いのが特徴です。

では次回は、デッサン道具紹介、②画用紙についてです・ω・


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