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デッサン基礎解説 ~鉛筆の削り方~

これまでのデッサン解説記事は、↓ページでまとめています

こんにちは

快適です・ω・

いよいよデッサンの基礎を解説していきたいと思います。
今回はその第一弾、~鉛筆の削り方~ についてです。

鉛筆は日常でもよく使う筆記用具ですが、
デッサンをするときは画材として扱います。
そこで、描きやすくなるように削り方も一工夫する必要があります。

デッサン用の鉛筆の削り方として特徴的なのが、
鉛筆の芯を長く出しておくこと です。

芯を長くだすことによって、
鉛筆をねかせて色を塗るときにより多くの面を塗る ことができます。

芯を長く出すためには、普通の鉛筆削りではなく、
カッターナイフを使って手作業で削ります。

鉛筆によっては描きやすい芯の長さがありますので、
手作業で削ることでそれぞれの鉛筆に合った芯の長さにできるんです・ω・

私の場合は、
H系(薄い色の鉛筆)は芯を長く
B系(濃い色の鉛筆)は芯を短めに削っています
※これはB系の鉛筆は芯が柔らかく描いているときに折れやすいからです。

↓鉛筆の解説記事もありますので興味のある方は見てみて下さい

では、削り方の説明をしていきます。
(詳細のYOUTUBE動画はページの末に貼ってありますご参考にしてください)

  1. (新品の場合) 木の部分を削り芯が1センチほど出るまで削る

  2. 芯の部分を尖らせていく

  3. 木の部分を尖らせた芯の角度と合うように削る

  4. カッターの刃を立てて持ち、軽く芯の凹凸をなくす

という順番で削ります。

”芯の部分を尖らせていく”
”木の部分を尖らせた芯の角度と合うように削る”

際の注意点は、芯の先端が鉛筆の中心 になるように削ってください

中心がずれてしまうと、
・折れやすくなったり
・思ったように線が引けなくなってしまいます。

”カッターの刃を立てて持ち、軽く芯の凹凸をなくす”
ことで、鉛筆を寝かせてタッチを入れるとき、
芯の側面が滑らかになり不要な線が出てしまうことを防げます

正確なタッチを出すことは大事ですので、
軽くシャッシャっと削っておきましょう・ω・

理想の完成形はこんな感じです↓

鉛筆を削った完成形

カッターでの作業は不慣れだと危ないので、
怪我をしないようにゆっくり作業しましょう!

削る作業は文字で読むより動画で見たほうがわかりやすいと思いますので
以下の動画で確認してくださいね・ω・


次回記事はこちらです

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