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映画 エイリアン・ロムルス〜エイリアン、原点に還る

ウェイランド・ユタニ社の鉱山で働くレインは労働契約が不当に延長されたため、付随のアンドロイド,アンディーと共に元恋人のテイラーの脱走計画に乗る。
6人の仲間が揃い、ユタニ社の廃棄された宇宙船に乗り込むが、そこには恐ろしい罠が待ち受けていた。
相次ぐ危機の中、恐怖の宇宙生物が迫る!

監督 フェデ・アルバネス
製作 リドリー・スコット
上映時間 119分

(談)
エイリアン新作を観ました。
今回公開されたのはエイリアンの産みの親であるリドリー・スコット監督が絶賛したという曰くつきのリプート作品、なおリドリーも製作に参加しています。

いやー本当に怖かったです。
私にとってエイリアンはSFではなくてSFホラーなんですよね。
スイスの画家、ギーガーが生み出したエイリアンの造形は実にグロテスクであります。
ギーガーを知ったのはプログレッシブロックのELPのアルバム、恐怖の頭脳改革のジャケでした。

なんともグロテスクな骸骨のジャケですが、このギーガーの完成形がエイリアンではないかと思います。

さて今回のストーリーはエイリアンシリーズの1からの続き、1と2の狭間で起きる構成になります。ちなみにエイリアン・シリーズの時系列はこのようになってます。


エイリアン
記念すべき第一作。宇宙未確認生物の恐怖の第一歩はここから始まる。

○エイリアン・シリーズの時系列。

1、プロメテウス 2089年

2.  エイリアン・コヴェナント 2104年

3.   エイリアン  2112年

4.   エイリアン・ロムルス   2142年

5.  エイリアン2         2179年

6.  エイリアン3         2270年

7.  エイリアン4         2470年

各作品のタイトルでエイリアンの語句の後に合わせてついてるのは、映画に登場する宇宙船の名前です。
面白いことに時系列でトップにくるプロメテウスはタイトルにエイリアンがはいっていなかったため、エイリアンの前日譚或いは新しいSF作品とか色々情報が乱れとんでいた記憶がありますね。

さて全作の印象ですが、シガニー・ウィーバーが演じる女性ヒーロー、リプリーがエイリアンに闘いを挑む1と2が断トツに面白いです。
1はホラーティストが高く、2はジェームズ、キャメロンが監督しており、ターミネーターばりのハラハラドキドキのホラーアクションが見ものです。

エイリアン2
人類とエイリアンの闘いは集団対集団までヒートアップ!人間は生き残れるのか?

そして今作はリプリーを彷彿させる女性ヒーロー、レインの登場で原点に戻ったかのような印象であります。
圧倒的なエイリアンの脅威に恐怖するも、敢然と立ち向かうレインの戦いに釘付けになります。

ところでエイリアン・ロムルスは時系列には過去なのでありますが、この作品にはある疑問が残されたままです。
ネタバレになりますので書きませんが、それはこのあと予定されている地球を舞台にしたテレビシリーズと繋がるのでしょうか?
そのへんが興味深いですね。
では最後に予告映像を!

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