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夢の映画館〜グラディエーター2 英雄を呼ぶ声

英雄マキシマス没後16年が過ぎ、ローマは再び双子の共同皇帝、ゲタとカラカラにより腐敗していた。
ルッシラは皇帝の血を引く息子ルシアスをヌミディアへ亡命させた。
しかしルッシラの再婚で夫となったアカシア将軍はヌミディアをローマの配下にするため皇帝から命令を受けて侵攻する。
この侵攻でルシアスは妻をなくし、ローマに囚われの身となり、剣闘士の身分に追いやられる。
一方皇帝らの独裁に我慢ならないアカシアは反乱軍を画策していた。
度重なる激戦を制したルシアスは父の意思を継ぎローマの再興のために立ち上がる。
しかし策謀が発覚したアカシア将軍と母ルッシラは生命の危機に追いやられていた。
果たしてルシアスはローマを救うことが出来るのか?
リドリースコットのライフワーク作品が24年の月日をもって堂々の完結,。

監督   リドリー・スコット
製作   ダグラス・ウイック他
上映時間  148分

(談)
前作ラッセル・クロウがマキシアスを演じたグラディエーターは史劇映画に残る名作でした。
今回の続編,まさにあの感動的なラストシーンから始まります。
どうもAIで映像を使ってるのかわかりませんが、ときたまシルエットで入ります。
今作には前作でマキシアスの元恋人であり、皇帝の姉ルッシラを演じていたコニー・ニールセンが続投してます。 
前作では30代半ばでしたので、還暦ぐらいでしょうか?綺麗な女優さんですね。
今回はその忘れ形見である主人公ルシアスを守る重要な役割。
そして主役のルシアスはポール・メスカルが武骨な剣闘士を演じています。
そしてこの作品で最も注目すべき役がディンゼル・ワシントンが演ずる奴隷商の男マクリヌス。
皇帝や元老院を利用して、ローマを支配しようと企む悪人の総元締め役はぴったりとはまって
ます。
それにしても、やたら首や手足がとぶシーンが多いこと、これはもう一つのリドリー監督のライフワーク、エイリアンとの関連かと思ってしまいますね。

最後になりますが、この映画は前作とセットで見たほうがストーリーの進行がわかりやすいことを付け加えておきます。

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