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映画 シビル・ウォー〜アメリカ最後の日〜現実に起こり得る恐怖

19の州が合衆国から離脱した。
テキサスとカリフォルニアが西部同盟を結成、フロリダやオクラホマもフロリダ同盟を結託。
独裁を誇示する大統領に対し、西部同盟は意を唱え、連邦政府との内乱が勃発してアメリカ全土が戦場となった。
4人の戦場ジャーナリストが真実を伝えるため、ワシントンD.C.へと向かう。
その行く手に立ち塞がる戦争の現実とは?
大統領選前に公開された今年最大の問題作。

(談)
今も動員記録を更新してるそうですが、確かに問題作でした。
もう少しドラマチックに作ってあるのかと思ってましたが、これはドキュメンタリー手法に近いですね。
60年代の俺たちに明日はないとか、イージーライダーのようなニューシネマの影響を受けてますね。
バックにはロックやラップのナンバーが入ります。
あとバイオレンス映画の巨匠、サム・ペキンパーの影響もありますね。
ストップモーション‘を多用して映像効果をだしてます。

若い女性ジャーナリスト、ジェニーはエイリアン・ロムルス主演のケイリー・スピーニーが演じています。
今回は銃からカメラに変えて戦場の現実をシャッターに収めます。
もう1人のベテランのジャーナリスト、リーはキルステン・ダンテストが演じ、若いジェニーに色々教えながら,一同はホワイトハウスのあるワシントンD.C.へ大統領へ向かうんですが‥
途中の戦闘シーンは生々しいです。
そして赤いサングラスの男が惨殺するシーンは戦争という狂気を衝撃的に捉えてます。
圧巻はホワイトハウスでの大激戦です。
同盟軍と政府軍の危機迫る闘いは、これは現実にも起こり得るものではないかと危惧しました。
そういえば前回の大統領選でも議会侵入という事件も起きましたよね。

最後に私観ではありますが、人間はやはり愚かですね。
文明や科学がいくら進もうが、地球に人間が誕生した時から、それほど進歩してないのかもしれませんね。


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