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病院勤務の理学療法士です。

こんにちは。

自己紹介記事を作成してから時間が経ちましたが、少しずつ更新していきたいと思います。

今日は「病院勤務の理学療法士」についてお伝えしたいと思います。


理学療法士ってどこにいるの?

理学療法士!聞いたことあります!

理学療法士って何する人?


一般の方に自己紹介で「理学療法士です」っていうと大体こんな感じの質問が返ってきます。

医師や看護師と比較すると認知度はまだまだ低い印象です。(あくまで個人的な感想です)


理学療法士の活動範囲


理学療法士の活動範囲は、病院、クリニックなどの医療機関、デイサービスや訪問リハビリ、訪問看護ステーションなどの介護分野、アスリートサポートのため実業団などに所属する、自費サービスを展開している企業などに勤めるなど様々な分野で活動しています。

特に最近は個人で活動されている方もたくさんいます。理学療法士以外にも資格を取得したりして自身で活動している人も友人や後輩にもいます。

理学療法士×ヨガ、理学療法士×ピラティス、理学療法士×動画クリエイター、理学療法士×トレーナーなど。

理学療法士の強みを生かして様々なことにチャレンジしていてみんな尊敬できる方々ばかりです。


病院勤務


現在、僕は170床ほどのケアミックス病院の副主任として病院勤務しています。

リハ科はPT18名、OT3名、ST2名のメンバーで外来患者から入院患者まで対応し、発症後早期(整形外科、内科など)から終末期まで幅広く患者のリハビリを担当しています。

役職がついているので、臨床業務(患者のリハビリ)以外にもチームメンバーの単位数管理、新患割り振り、後輩指導、学生指導、他部署との連携・連絡、予約管理、会議出席、教育システムの再構築、カンファレンス、勉強会資料作成、自己研鑽のための勉強、後輩からの相談、苦情対応、計画書作成、サマリー作成、求人資料作成など多岐に渡ります。

うーん、改めて整理してみるとたくさんありますね。


18単位


基本的に1日18単位を目安にリハビリを行っています。

単位とは医療保険内で使われるもので医師の診察◯◯点、放射線◯◯点とあり、合計点数の3割or1割が自己負担分となっています。

リハビリでは1単位20分のことで、我々リハビリ職は1日最大24単位、

週105単位というのが定められています。

これをオーバーしての単位申請は不可能であり超過分は弾かれてしまいます。

入院患者は1日6〜8人(12〜16単位)、外来患者は1〜2人(1〜2単位)で対応しています。

臨床業務(患者のリハビリ)だけ行っていると体力的・時間的にも慣れてくると余裕があるのですが、これに加えて日々のカルテ記載や書類関係の作成などが加わってくるのでバタバタしています。

しかしそのバタバタも患者やご家族から「ありがとう」と言われると吹き飛んでしまうので、この仕事はやりがいがあるんだなっていうのは常に感じています。


業務調整が結構多い


科内の業務を円滑に進めるために、他部署(病棟や医事)と連絡を取り合うことが多いです。

組織内では他部署との協力が不可欠です。

そこはお互いが気持ちよく仕事できるように配慮することが大切です。

(相手も仕事を抱えている中、要望を聞いてくれています。感謝です。)

それでも定時前にはカルテを書き終わり、明日の予定を確認、個々への連絡などをして時間になったら退社しています。

おおよそ病院勤務ではこのような流れで行なっています。臨床的な技術のみではやっていけませんね。これはどの職業にしても同じな気がします。

こういったことは実際に働いてみないとわからないことですが、あまり情報がないですよね。


季節が変わって秋の風になってきていますが、体調に気をつけながら午後も頑張りましょー!

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