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2024年4月
読んだ本の数:3冊
新装版 動物のお医者さん (3)
佐々木倫子/ビッグコミックス
菱沼さんの就職エピソード(女はだめ、ドクターはだめ)、なんのクッションもなくもうそういうものとして描かれててあーそうだったんだなあ。菱沼さんも菱沼さんで、だめなら残ります〜とゆるい感じ。ご実家は特に「太い」描写もないはずだけど、あの頃のこの国は平均してみんな余裕があったんだよねたしか。学問のことも経済のことも。忘れ去られた世の雰囲気は、こういうところに残るのだな。
読了日:04月14日
https://bookmeter.com/books/21834877
グローバライズ: GLOBARISE
木下古栗/河出文庫
邪悪な中学生男子が知力と筆力をつけるとこうなる…?
①足元の地面が突然消えてなくなる
②急に梯子を外される
③予兆なく宇宙空間に放り出される。
一番近い感覚はどーれだ?
よーく見たらタイトルと表紙イラストですでに仕掛けられてた。それで、目が合ったのか……。あなや。
機会があればチェックしたい作家だけど、もしも「お好きなんですね~」なんて言われたら「ん?」と眉間にしわを寄せざるを得ない。
読了日:04月14日
https://bookmeter.com/books/13575680
彼女の体とその他の断片
カルメン・マリア・マチャド(小澤英実、小澤身和子、岸本佐知子、松田青子)/エトセトラブックス
訳者買い。過去に揺さぶられた作品を訳していた方のお名前複数で、サッとかごへ。立派な小母さんをめざす日々の今、ちゃんと怒れる人間になることは条件のひとつかと、この作品集を読んでおもう。事態をのみ込んで咀嚼して、自分の言葉にして獲得すること。
読了日:04月21日
https://bookmeter.com/books/15373466
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