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アラサーバリキャリオタクが婚活する話①
1.はじめに
初めまして。会社員の鶴です。
この記事を読んでいるということは、あなたはきっと高学歴高収入、男だったらモテると豪語するアラサーでしょう。仕事は楽しく友達も多い、二次元には推しもいて人生楽しい。そう、わたしもその一人だ。そんな人はこの記事のメインターゲットです。ようこそ。因みに、男は帰ってくれていい。貴殿らに対しては、何も楽しいことは書けない。
この度は、いろいろあって結婚相談所に入会する羽目になり、先人たちの知恵を借りるべくインターネットの海を泳いでみたものの、もう全然だめ。全く参考にならない。だからもうわたしが書いてやろうと思い筆を執った。
しかし、当方は大変な飽き性である。がんばる気がなくなったら筆を速攻で折るので、是非、応援してほしい。
まずはわたしのスペック。
年齢 :アラサー
学歴 :一般的にすごいねって言われる四年制私大
仕事 :クソ忙しい総合職
最近はハイキュー!!が再燃しているどこにでもいるオタク。以上だ。
(最終巻読んだ?ヤバない?泣けたわ)
さて、何故わたしが結婚相談所に入ることになったかというと、簡単だ。
親が勝手に資料を鞄に入れて圧を掛けてきた。正直そこまで結婚意欲はない。しかし、頼むから入るだけ入ってみてくれ、金は出すと泣きつかれ、今に至る。勿論、親に金を出させるわけにはいかないため自費だ。
結婚相談所に興味があるアラサーバリキャリオタクよ、わたしの後姿を見て、参考にするといい。
2. 面談
思い立ったらすぐに動けるのがオタクである。入会すると決めた数時間後にはアポの電話を掛けていた。オタクは行動力がある。
面談会場に行くと、百戦錬磨感あるお姉さん(冴子さんと仮に命名する)から紙を渡されて記入した。出身大学、仕事、年収、twitterで旬ジャンルがフォロワー稼ぎによくやってるみたいなやつだ。
紙を冴子さんに渡すと、
「ふむふむ。あらあら優秀なお嬢さんね…〇〇大学で、〇〇社、あらまあ。あ、海外駐在もあるの?まあご立派」
わたしは̪̪知っている。アラサーバリキャリオタク(オタクは関係ない)は、婚活業界では需要がない。更にわたしは数年前に海外駐在経験もある根っからの社畜。モテない要素は役満レベルである。冴子さんの言葉から、わたしは「うわー、めんどうそうなのきたな」という心の声を読み取ったのである。
バリキャリ女子のダメなところ、それは自分のレベルで周りの物事をみてしまうことである。自分と同じくらいの年収、自分と同じくらいの年齢、それでいて気も利いて、おもしろくて…できればオタクに引かない人かな!とか思うだろ。
でもよく考えて、あなたが優秀であれば優秀であるほど、同レベルに稼げる男子は少ない。更にあなたはお金もあるからエンゲル係数は壊れてるだろうし、マーリン出すのに廃課金しちゃうし、大阪→沖縄→東京とか訳の分からない日程の遠征もしちゃう。
断言しよう。普通の人はそんな勢いで生きられないのだ。
3. 必要書類
結婚相談所に入会するには当然だが提出物がある。
個人情報のコピー、勤務証明のコピー(社員証とか保健所とか)、大学卒業証明書、そして独身証明書である。
バリキャリ女は大学卒業証明書は十中八九住んでるアパートにある。わたしも実家かと思ったらあった。
それはおいといて、独身証明書。存在知ってた人はいるだろうか。わたしは初めて聞いた。
本籍地が発行してくれる公式な書面だ。『われは独身ぞ』ということを証明する哀しすぎる紙だ。因みに発行に数百円かかる。そんな哀しい紙を請求するのに支払った400円をわたしは未来永劫忘れないだろう。因みに、冴子さんが言うには数千円で代行サービスもあるという。世界一哀しい紙を何を気が狂ったら他人に取り寄せてもらおうと思えるのか。理解に苦しむ。
4. 写真撮影
婚活と言えば写真撮影である。結婚相談所に於いて、写真は尤も重要な要素の一つだ。酷ければ相手にされないし、戦えない。セフィロスにバスターソードで戦いに行くようなものだ。(ザックスごめんね!)
婚活の服と聞いてどんなものを想像するだろうか。
白ワンピ、かっちりセットアップ、体型に自信があればノースリもありだ。
しかし、バリキャリ女の中には、大学時代に「小花柄を着たら死ぬ」とか、一時期バズりまくったカチューシャを「装備したら偏差値が下がる」とか思ってた人いると思う。
そういうバリキャリ女は、OLっぽいワンピースを着るだけで熱が出たりする可哀想な人種なのだ。かくいうわたしも学生時代小花柄を着るくらいならパジャマのライブTで講義に行くような女だった。
なので、一番困るのが服である。
いわゆる婚活用の服を一着を持っていない。何個かギリ行けるかなというものを冴子さんに送ったら「他にないんですか」と言われる始末。
写真撮影は一週間後。オタクだからすぐ予約を直近に入れる癖ほんと良くない。
次回。運命の写真撮影。歯医者の後に写真撮影入れるな、です。
お楽しみに。
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