動画素材のAI生成がガチで現実味を帯びてきた【Runway Gen2】
こんにちは。
動画制作業を細々と営んでいる1人のオタクです。
AI生成という時代の濁流が呑み込もうとしている業種のひとつですよね、動画制作。
うっすらとした危機感と、「AIネイティブになるべき」な義務感を抱え過ごした2023年。
話題になっているツールは一通り触ってみるものの、まだ個人的な実務目線では現実味がない、あと一歩……だったところに
なんかもうゴリゴリ即戦力なやつが出てきましたねェ
いよいよAI生成のいろはを携えていることが動画制作者として必須事項になってきそうな2023年の末。
(AI生成論文の数と、リリースされているサービスの数や質を鑑みるに、2024年の夏には今の画像生成レベルの品質で動画生成が出来るみたい)
ということで、AIネイティブになる為に
YouTubeやTikTok用のショート動画を題材選びや素材生成、ゆくゆくは編集までAIでやろう、というAI縛りなテーマで作りまくっていきます。
今回は早速、そのショート動画で使うための「冒頭用、強いキーヴィジュアルの動画素材生成」についてのメモです。
1.冒頭のキーヴィジュアル画像生成
分かりやすく言うと、ショート動画のど頭によくある「強めのリアル映像」です。すっごい瑞々しい梨から雫が滴る映像とか、デタラメに綺麗な水中の映像とか。
今回は、火山の素材が欲しくなりました。
「怒ってる」「怒り」を表現したかったので、火山が噴火してるところいいかなーと。
ということで、Midjourneyで「eruption」生成、ポチ。
(DALLE3やAdobe Fireflyでもいいと思います)
引きがありそうな火山が出来たので、あとはこれをアニメーションさせたいですよね。
画像→動画(Image to Video)ですね。
画像→動画する時にイケてると言われてる有名どころが
・Runway
・Pika Labs
じゃないでしょうか。(他知ってたら教えてください!)
今回はRunwayを使っていくお話でござんす。
2.画像→動画化していく
ということでRunwayのGen2さんを使って動画化してもらいます。
ちなみに、このnoteのはじめにいってたゴリゴリ即戦力なやつはコイツです。
最近アップデートが入ったことで超Buffパッチがあたったんです。
2.1.アップデート前のRunway Gen2
一部のみ動画化されていて、静止している箇所との差が激しく違和感が拭えないですね
2.2.アップデート後のRunway Gen2
全体が動くようになって、違和感が無くなってますね。
難しいpromptとかいじってなくてこれなので、ちゃんとやればフリー素材に追いつきそうなレベル。
2.3.分かりやすい比較
3.実際にショート動画に落とし込む
さて、実際にショート動画を作ろうということで
素材として必要なのものをリストアップ
・台本
・ナレーション音声
・動画素材
・画像素材
これらが揃ったら編集して完成のイメージですよね。
3.1現状AI生成できるもの
・台本→ChatGPT-4
・ナレーション音声→CapCut
・動画素材→Runway or Pika Labs
・画像素材→Midjourney or Adobe FireFly or DALLE3
編集は全てAIで出来るサービスが現在見当たらないので、編集作業のみPremiereで行います。
3.2ということで出来たのがこちら
結構違和感ないんじゃないでしょうか!
こんな感じでどんどん進化していくAI生成を実際に使いながら動画制作していきます!
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