§Fresh-gel-_-v§氏のR.S.V.P. AMXの作り方。

　コリアンスピナーの§Fresh-gel-_-v§氏（以下面倒なのでフレゲル氏と呼称）のR.S.V.P. AMXの具体的な作り方が唯一載っていたサイトが恐らく消えてしまっているようなので、ネットの荒波に呑まれて失われてしまった改造法――にならないように記しておく事にします。

用意する物（本家配色再現）

　・R.S.V.P fine　或いは　R.S.V.P med　ピンク　1本

　・HGG,HF,HSC　などの同型グリップ　水色　1個

　・HGG,HF,HSC　などの同型チップ　1個

　・HI-TEC-C チップ　2個

　・Anyball,Profile　などの同型グリップ　青、黄　それぞれ1個　緑　2個　

作り方

　①　まずはR.S.V.P. MXを作ります。具体的な作り方は数え切れないほどに紹介されている物なのでここでは割愛。ただ一つ補足すると、キャップはペン尻部がちょうど隠れるぐらいに押し込んで下さい。

　②　下の画像のようにHI-TEC-Cチップを二つ重ねて接着します。

　HI-TECのチップの接着剤が乾きましたら、予めグリップを外したMXのチップの上に重ねて接着します。（MXのチップは見えないので何色でも良いです）

　このように固定出来ましたらOKです。

　③　Anyball同型グリップを切ります。ここで一つ注意して欲しいのは、Anyball同型グリップにはメモリの位置によって幅の差がある事です。

　画像の赤丸の通り、ペン尻側のメモリが他の部分よりも若干幅が広く、適切な位置にこの幅広の部分を使わないと、本家のように映える物にはなりません。（私は一度失敗しました）

　具体的な配色とメモリ数に関しては下記の画像を参考にして下さい。幅広を使う箇所には（幅広）と記しています。記していない箇所はどの部分を使っても大丈夫です。

　Anyball同型グリップを切り終えましたら、あとは上に載せた画像のようにはめて行って完成です。

補足事項

・参考にした元サイトではAnyball同型グリップの幅広部分を用いるとは記されていませんでしたが、本家の物に近付ける為にはどうしても用いる必要性があると判断したので記しています。よって上記の作り方は厳密には元サイト通りではありません。

・言い訳のようになりますが、あくまで私が参考にした元サイトに記されていた材料、それに私の幅広箇所を使うと言う考察などが正しい場合、本家のAMXになるとお考え頂きますようお願い致します。

　誤っている可能性も……あります。

余談

　ところで……かつてps-728氏のブログにフレゲル氏のAMXの作り方を載せた記事がありました。ただ正直に言ってしまうと、この作り方は恐らく誤っています。

１つのグリップ（新品）から９つ輪切りグリップが取れるので、それをMXのキャップの上に５つ、グリップの上に４つ嵌めます。

　とありますが、AnyballグリップをHGG等のグリップの上からはめると本家の物よりもHGG部が短くなり（本家の動画を見れば解ります）、さらに見栄えも劣ります。また、

本当にこだわるなら水色HGG、ピンクRSVP、青・黄Anyballで作るべし。

　こちらも本家の動画を見れば解りますが、Anyballが青・黄の二色のみでは本家配色を再現する事は出来ません。キャップ部の配色にはどう見ても三色（青・黄・緑）が必要です。

　（二色……には見えない）