NURO光の悪い評判は本当？NURO光の口コミからわかる注意点とデメリット

回線山脈

2020年5月26日 13:05

「NURO光に乗り換えようかな」

「速くて評判がいいみたいだけど、デメリットはないのかな？」

下り最大「2Gbps」という高速回線サービスで評価の高いNURO光。
速度だけでなく、わかりやすい料金体系や豊富なキャンペーンも人気のポイントです。

ただし、NURO光には申し込みの前に知っておくべきデメリットや注意点があるのも事実です。

本記事では、NURO光の概要とメリットを紹介した上で、デメリットや注意点を解説していきます。

自分のネット利用環境で、NURO光の利用が適しているかを知ることができますよ。

NURO光の概要

NURO光は、ソニーネットワークコミュニケーションズにより提供される光回線サービスです。

プロバイダはSo-netが利用され、独自の通信規格やONUを使うことにより下り最大2Gbpsの高速回線を実現させています。

月額「4,743円」という割安な利用料金、豊富なキャンペーンにより高い人気を誇っている光回線です。

NURO光のデメリットと注意点

NURO光の利用には、以下の3つのデメリット、注意点があります。

 提供エリアが限られている
 開通までに2回の工事が必要
 マンションの場合は、月額料金が割高

ひとつずつ見ていきましょう。

１. 提供エリアが限られる

NURO光は、以下の18都道府県に提供エリアが限られています。

NURO光提供エリア…北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、茨城県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、福岡県、佐賀県

フレッツ光や光コラボが全都道府県に提供していることを考えると、対象エリアが狭いことがわかります。
申し込みの前には、必ず自分の住所が提供エリア内であるか確認をしましょう。エリア確認は、NURO光公式サイトから可能です。

２．開通までに2回の工事が必要

NURO光を開通するには、宅内工事、屋外工事の計2回の工事が必要です。
そのため、申し込みから開通して利用できるようになるまで、通常2ヶ月程度の時間がかかってしまいます。

３．マンションの場合は、月額料金が割高

NURO光はマンションで使う場合には、他社と比較して割高になる場合があります。NURO光のマンション向けプランには、以下の2つがあります。

 NURO光マンションミニ
 NURO光for マンション

「NURO光マンションミニ」は、月額「4,743円」で、戸建て向けのものと同一のサービス内容です。

「NURO光for マンション」は、NURO光の設備が導入されているマンションでのみ使用可能な月額「1,900円〜2,500円」のプランです。

月額料金は同マンション内でNURO光を契約している人の人数によって異なり、10人以上の場合は1人あたり月額「1,900円」、9人の場合は「2,200円」、8人の場合は「2,300円」、7人の場合は「2,400円」、6人以下の場合は「2,500円」となります。

「NURO光for マンション」を利用できる場合には、上記のように格安な月額料金となりますが、以下の条件を満たす必要があります。

 3階建て以上、15戸以上の建物
 建物内に利用者が4人以上いる

条件を満たさない場合には、マンションであっても戸建てと月額料金が同一の「NURO光マンションミニ」を契約する必要があります。

その場合は、他社の光回線サービスのマンションプランと比較して、月額料金が若干高くなってしまいます。

例として、他社の光回線とNURO光の戸マンションタイプの月額料金を比較してみましょう。全て「2年間の継続契約」をした場合の料金です。

光回線月額料金
NURO光for マンション 1,900円〜2,500円
NURO光マンションミニ 4,743円
ドコモ光 4,000円
auひかり 4,050円
SoftBank光 3,800円
フレッツ光 3,450円+プロバイダ料金

表からもわかる通り、「NURO光マンションミニ」と他社のマンションプランを比べてみると、あまり安くはないというのが実情です。

NURO光を利用する4つのメリット

ただし、NURO光は上記のデメリットを上回る4つのメリットがあります。

 下り最大「2Gbps」という高速回線
 戸建ての月額料金「4,743円」と割安
 豊富な公式キャンペーン
 ソフトバンクスマホとのセット割適用可能

１．下り最大「2Gbps」という高速回線

フレッツ光や光コラボなど、多くの光回線サービスでは上下の最大速度が「1Gbps」となっています。

しかし、NURO光は独自の通信規格やONUを開発・使用することで、２倍の「2Gbps」を実現させています。

２．戸建ての月額料金「4,743円」と割安

他社と比べて速いネットワークを提供しているのにも関わらず、戸建ての月額料金は「4,743円」と割安に設定されています。

例として、他社の光回線とNURO光の戸建てタイプの月額料金を比較してみましょう。全て「2年間の継続契約」をした場合の料金です。

光回線月額料金
NURO光 4,743円
ドコモ光 5,200円
auひかり 5,200円
SoftBank光 5,200円
フレッツ光 5,400円+プロバイダ料金

こうして見ると、NURO光の月額料金が安いことが分かりますね。

３．豊富な公式キャンペーン

さらに、NURO光では公式サイトで豊富なキャンペーンを展開しています。
2020年5月現在、公式で行っているキャンペーンは以下があります。

 45,000円のキャッシュバック
 1年間月額基本料980円
 ワンコインお試しキャンペーン

現金キャッシュバック／基本料割引の好きな割引を選べます。

「NURO光を使ってみたいけれど、不安がある」という人向けに、3ヶ月間月額500円で利用できる「ワンコインお試しキャンペーン」もあります。

上記キャンペーンの併用はできませんが、どれもお得な内容です。

４．ソフトバンクスマホとのセット割適用可能

NURO光とソフトバンクスマホをセットで利用することで、「おうち割光セット」を適用させることができます。

「おうち割光セット」が適用されると、NURO光の契約者とその家族のソフトバンクスマホの月額料金が、最大1,000円まで割引されます。

家族でソフトバンクスマホを使っている場合などは、「最大1,000円×家族分」が割引となり、大幅に通信費を下げることができます。

まとめ

NURO光のサービス内容とデメリット・注意点を見てきました。

NURO光には、以下の3つのデメリットがあります。

 提供エリアが限られている
 開通までに2回の工事が必要
 集合住宅の場合は、月額料金が割高

申し込みの前には、エリアと開通までにかかる時間を調べておきましょう。
また、マンションに住んでいる場合は「NURO光for マンション」の利用可否も併せて確認しましょう。

しかし、NURO光にはこれらのデメリットを上回る、以下4つのメリットがあります。