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中学で落ちこぼれないための「5・6年生にお勧め」勉強法
小学校で取っていた点数が取れない
「小学校のテストは80点以上を毎回取れていたのに、中学校になったら期末テストで今まで見たことのないような点数を取ってきた。」
7月はそう焦って塾に来られるお母さんが増える時期です。
では、なぜ中学校に上がった途端に点数が取れなくなったのでしょう?
小学校のテストは、比較的単元が終わるごとにテストを行うことが多く、範囲が狭いため内容が絞りやすいことと、短いスパンで行われるため記憶に残りやすいという特徴があります。
中学校の定期試験は複雑になっている
それに比べ中学校の中間・期末試験は範囲が広く短い日数で中間は5科目・期末は9科目がいっぺんに行われるので、復習が不十分な上に一夜漬けでなんとかしようとしても時間が足りません。
また、大学入試の影響を受け書かせる問題が増えた高校入試に対応すべく問題を作っている先生が増えているので、教科書の細かいところからも出題される傾向が強くなってきました。
そのため、小学校で積み残しがあると中学校の授業のスピードについていけません。特に今年はコロナウイルスの影響を受けた異常事態の中で、休校明けから学校の授業はものすごいスピードで進んでいます。
そして、学校によってその進度はバラバラです。明らかに3ヶ月のロスがあるのですが、通年の単元より先を教えている学校がほとんどで、中には例年なら9月の終わりくらいに習う単元をやっている学校もあります。
これから中学に上がる小学生は来年から変わる新教科書を学習することになり、その教科書は上の学年から降りてくる内容が詰まっています。
だから、中学に上がって困らないように積み残しのない学力を小学校のでつけて欲しいと思います。
中学生で気がつく小学生の積み残し単元
本日は算数についてお話します。
以前「分数のできない大学生」という学力の低下について論じた本がありましたが、中学生で数学を苦手とする生徒も分数でつまずいている場合が多いです。
そのため、小学校で積み残しがちな単元は「分数」また「小数」「割合」などと言えるでしょう。
「分数」についての詳しい解説・「小数」・「割合」についてはまた次回ご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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