合氣体操 呼吸の通り道
エネルギーは、常に動いている。
何かを行おうとした瞬間にも
エネルギーは、動いている。
いかに今起きている現象に気づき、それを、活かすことが出来るか。
呼吸が出来ている状態は、生きている。
身体に呼吸が透る。
バランスを取り続けれている。
ニュートラルなポジションにある。
骨盤を反らしたり、丸めたりする時も
呼吸が入るバランスと、入らないバランスがある。
前後左右と、繊細な感覚で、バランスを取り続けられているときは、呼吸が入ってくる。
気持ちいい。
⚪︎六方円
小指球母指球が効いてくると円を書くキッカケが生まれてくる。
手の中で、小さいボールがコロコロ転がる。
労宮でボールが留まっているイメージだったけど、
玉は、動いている。
動いている玉から動かすと、動きが繋がる。
自分が玉を動かそうとすると、玉が止まって自分が動いている。
⚪︎扇子回し
蕾の手で呼吸が出来るか検証。
膝の上で玉々の動きが扇子回しの開く前の動き。
呼吸が通ると、自然に繋がりが保持され全身に繋がってくる。
呼吸がしやすい状態は、筋肉を細やかにコントロールしている状態でもある。
⚪︎鳥と亀
呼吸が通るバランスの手から擦り
後ろから前、前から後ろの動きの流れに呼吸を通していく。
動きの流れにも、呼吸がしやすいバランスがある。
呼吸が入ってくればくるほど、
動きが柔らかくスムーズ。
呼吸が入らないと、腰辺りが緊張して、動きが途切れる。
⚪︎腕を掴まれた状態で、鳥と亀の動きを検証
相手に掴まれると、カラダが緊張して
呼吸が止まりがちになる。
呼吸を使って、呼吸が通りやすいカラダのバランスの状態で、後ろから前の動きをする。
相手が掴んでいる中で、動くことは出来る。
相手の後ろまで取れていない。
相手の凡の窪辺りを意識して、動きの流れを呼吸で確認する。
やはり呼吸がとまっている。
呼吸がしやすいバランスで動きの流れのバランスを感じる。
呼吸がとおる。
投げる前にいけることが、わかる。
ぶつかりがない。
技をかける。相手に効く。
体操が更に凄い!っていうのが深まると同時に
身体も思想も、前の記憶がない。
こどもの好奇心は、
外から大人が見たら同じような事をしてるように見えても
全て物語は違う。
同じ時なんてないという、あるがままな現象を
素直な眼差しで見つめることが出来るか、
またうすらぼんやりの認識が、ひとつ、高まりました。
身体が変わると理論は、変わるっていうのも
また更に自分の中で意味が深まりました。