![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15805425/rectangle_large_type_2_a7b89b985e7fdef8305afaf0efe28221.jpeg?width=1200)
インフルエンザワクチンの効果
こんにちは、そくにゃんです。
そろそろインフルエンザ流行の季節ですね。去年は予防接種を受けたのですが発症してしまい、ひどい目に遭いました(´;ω;`)
今年も予防接種を受けたのですが、どうなることやら・・・できれば健康に冬を越したいものです。
ところで、皆さんはインフルエンザワクチンがどのような効果を持つか知っていますか?
ちょっとまとめてみました。
インフルエンザにかかる流れとワクチンの効果
1.感染
インフルエンザウイルスが口や鼻から体内に入り、細胞に侵入して増殖し始めている状態。
ワクチン効果・・・ほぼ無
2.発症
ウイルスが増殖し、数日の潜伏期間を経て発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が起こった状態。
ワクチン効果・・・小
3.重症化
発症後、肺炎や脳症等の重い合併症が現れた状態。
ワクチン効果・・・大
このように、ワクチンは接種すればインフルエンザに絶対かからないというものではないですが、ある程度発症を抑える効果が期待できます。
また、発症した場合に重症化を抑える効果があります。
発症後、多くの方は1週間程度で回復しますが、重症化すると入院治療を必要としたり、最悪死に至るケースもある為、基礎疾患のある方や御高齢の方等免疫力の低下している方は特にワクチン接種を行った方が良いようです。
ワクチンの効果を最大限高めるには?
予防接種の効果は一定に続くのではなく、ワクチンを接種した日から徐々に上がっていき、その後は減少して一定数で免疫力は落ち着きます。
しかし2回目の接種をすると、哺乳類の免疫機構にはブースト効果(免疫増幅効果)がある為、より高い免疫力を得られます。
1回だけなら免疫はあるものの、それほど高くない数値になり、その効果はインフルエンザが徐々に収束するとされる2か月程度までです。
しかし2回接種することにより、自然落下に任せたとしても、数か月は免疫力が高い状態をキープできます。
また、このブースト効果は初回接種から4週間前後で2回目接種を行うと効果が最大となると言われています。
以上です。がんばって冬を乗り切りましょう!
グラフ・本文引用:https://mamael.jp/influenza-yobousesshu-kodomo/
参考:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html