電気鰻
今日家の電球が切れ、自分で電気発する事ができたらいいなと思ったので電気鰻をあげます!
雷のようなものを自在に生み出せる様になったのは、19世紀に入ってからの事。マイケル・ファラデーによる、電磁誘導の法則の発見が後の発電の原理となる。
そのご高電圧による処刑、1890年アメリカニューヨーク州にて初執行。
電波による索敵、1940年イギリス空軍により初の実戦投入。
この科学技術を生まれつき操る生物がいる。
遠く南米アマゾン大河の食物連鎖の頂点。
姿形が似ているためにそう呼ばれているが、実際にはウナギとは全く異なる進化を果たした種が、電気鰻 一属一種の電撃生物である。
いわゆる発電魚の発電の仕組みは、神経繊維と接触する筋肉の一部分が発電板という細胞に変化しており、他の生物と同様に神経から生ずる僅かな電流を発電器官によって極限まで増幅している事による。
中でも強電魚と呼ばれる電気鰻の放電は一線を超えており、その威力は 20キロ級の個体で860ボルト以上とも言われている。
これは、威嚇を主な用途とする他の発電魚と違い、獲物や、ワニや、人を殺傷するために進化したものである。
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