sumika ten to tenツアーファイナル レポ
今日は軽いテーマでお送りします。
先週日曜日、sumikaというバンドのツアーファイナルライブに行ってまいりました。皆様御存知でしょうか。
このバンド、観るととにかく幸せになるのです。というのも私、フェスでは何度かsumikaを見たことがあるのですが、ワンマンライブに行くのは初、しかもツアーファイナルということで会場の熱気も半端なく、、とにかく幸せになりました。ということで感じたことや発見したことを3点。
①声出しライブ、良すぎる。
私、邦ロックが大好きでコロナ前からフェスやライブによく行っていたのですが、いつの間にやら声出し不可のライブが当たり前になっていました。ところが今回、なんと声出し解禁、ぶち上げテンションでライブ参加することができました。
「音楽、聞きに行ってんのじゃないのか?静かに聞けよ。」とたまーにライブで騒ぐやつを揶揄する言葉も見受けられるときもありますが、、、違うのです。サブスクやYouTubeで簡単に音楽を聞けるようになった今だからこそ、「好きなアーティスト」という共通点でその場に集まった人と同じ音楽を共有する。共有して、声に出して、アーティストと観客で双方向のやり取りをする。そこにライブのよさがあるのです。そんな中、普段と違う発見をすることができました、、、
②新解釈「Lovers」
sumikaの曲に「Lovers」という曲があります。有名な曲なので御存知の方も多いかもしれません。これ、歌詞通りに読み取ると、ある女の子に愛の宣言をする男の子の歌なのですが、なぜかライブ中では、「男の子」が「自分自身」に向けて歌う励ましの歌なのかなと解釈できてしまったんです。
この部分。普通に読んだらB5のノートの上に書き出した自分の情けなさに涙している男の子です。そしてこの歌のラスト
これ、やっぱり普通に読んだら恋人に向かって歌ってるんですが、ライブ中には、「ふらつく自分だけど、何とか肯定して、愛し抜いていきたいよね」と自分を認める歌に聞こえたんです。どうしてかはわかりませんが、、、とにかく、その場で音楽に没頭したからこそ生まれた経験でした。
③伝える
sumikaの新曲「言葉と心」という曲があります。ライブラストを飾ったこの曲。歌詞が大好きで何度も聞いていました。
その直前のMCで語られた言葉が「言葉は、透明な箱。どんなに言葉で飾っても、その中に込められた気持ちは透けて見えてしまう」ということ。私は言葉で伝えることの大切さを考えながら国語教育について深めてきたのですが、、たしかに、言葉ほど不安定なものもありません。そしてsumikaというバンドは、音楽を通してこの「伝える」ということを全力でやってくれるのです。歌詞を通して、音楽を通して、演奏を通して、言葉を通して、、これは「仕事だから」とかそういう義務感を一切感じさせる事なく私の胸に飛び込んできます。素敵です。
さて、そんな「伝える」に関してsumikaのキラーチューンがあります。それが「伝言歌」もうこれ、良すぎる。途中で
という歌詞の部分があるんですが、声出し解禁になったおかげでライブ会場で合唱できちゃったんです。もうボロ泣き。You Tubeで「伝言歌」ライブ映像は上がっていて、公式音源よりも聞いてたもんだから。しかもこの合唱パートもあったもんだから。最高すぎて。ぜひ皆さん、聞いてみてください。
ということで、今週はかいせの推しバいンドへの愛を綴りました。皆さん、ぜひに、是非にsumikaを。そしてライブにも行ってみてください。幸せになります。
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