東日本大震災被災地を訪問しました
【東日本大震災被災地訪問】
フォロワーの皆様、こんばんは。東北の方はかわいい方、きれいな方ばかりでウハウハしておりますが、伝えるべきところはしっかりと伝えなければなりません。
さて、今日は宮城県仙台市若林区荒浜を訪れました。若林区荒浜はあるフォロワーさんが仰ってくださいましたが、東北屈指の海水浴場がありました。
詳しくはこのブログを見て頂ければと思います。残念なことに海水浴のシーズンになってもこの海水浴場が開くことは2度とないでしょう。
この近くには震災で壊滅した家の跡が公開されていました。震災前は人家がいっぱいに広がっていましたがほぼ全て流れ、この基礎部分しか残っていません。避難の丘という交流の場かつ、津波被害を和らげる丘の工事のため、建設会社の方が工事に励んでいらっしゃいました。人の命を守る場所づくりでありますから使命も重いです。敬意を表します。
また、荒浜小学校にも寄らせて頂きました。仙台市の中学1年生が校外学習をしていました。元気な子たちでしたが、ガイドさんのお話にしっかりと耳を傾けていました。生きることの尊さを噛み締め、仲間との日々を大事にしてくれることを願ってやみません。荒浜小学校に避難した方は全員助かったようです。校長先生を始めとした教職員の皆様、町内会長、消防隊員の皆様、様々な方の努力で多くの人命が救われました。本当にありがとうございます。
そして忘れてはならないのが多くの人命が救われたと同時に多くのかけがえのない人命が奪われたこと。海のすぐ近くに観音様と慰霊碑が建っています。慰霊碑には亡くなられた方のお名前と被災当時の年齢が刻まれています。亡くなられた方の多さももちろんですが、亡くなられた方の年齢も悲しみを起こさせます。2歳の男の子、女の子が亡くなっていたのです。男の子の横にはお母様らしき方のお名前、女の子の横にはおばあさまらしき方のお名前があります。人生の楽しさをあまり噛み締めることが出来ずに、地震(震度6弱)の怖さ、津波に襲われた怖さ、さらに雪も降っておりましたから寒さ、多大な苦しみを受けながら亡くなってしまう。こんな酷いことがあってよいのでしょうか。出来るのであれば私の生きるはずの人生の何年かをあの子たちに分けてあげたい、そう強く思っても叶いません。女の子に関してはご両親がこういう思いを持って名付けたのだろうか、どれだけ成長を楽しみにしておられたかを想像すると本当に涙が止まりません。1回目は友達の目がありながら泣き崩れ、2回目、3回目も嗚咽が止まりませんでした。「暖かくしてるか。おばあちゃんが寂しいとかわいそうだからついていってくれたんだよね。ありがとう。たまには心配するからご両親にも会ってあげるんだよ、そして楽しくしてるんだよ」そう言わないとご両親の気持ちが救われません。女の子とおばあさま、男の子とお母様の御霊が永遠に安らかにならんこと、ご両親の心の安寧をお祈り申し上げます。亡くなられた皆様がいつでも帰ってきたいと思えるようなふるさとを、愛した人の幸せを守り抜きたいと思います。私はそれが亡くなられた皆様に出来る最大の供養であると信じています。
【私の野党への思い】
さて、今日は立憲民主党の福山さんが仙台入りしたようです。福山さんは菅直人元総理と福島入りした際、地元の方からお叱りを受けていました。少しでも心のある方であれば、お叱りを受けたことを忘れず、復興に向けてさらに強い思いを持つことになるはず。
しかし、福山さんのツイートからは残念ながらそのようなことは読み取れません。宮城、福島入りしたのであれば言及があってもいいのではないかと思います。お叱りを受けたことを忘れているのではないか、そのように思いました。
また、松島町では日本共産党が原発の処理水を大きな文字で汚染水と表現したポスターをなんと海鮮丼のお店の横で貼り出すというあまりにも漁業関係者や飲食業、その他復興に向けて努力する方を踏みにじる行為をしておりました。早速、宮城県の選挙管理委員会さんにご報告申し上げました。回答、対応をお待ちしたいと思います。野党の皆様には被災された方の思いに心を寄せて、そして政府、与党の逆張りをするのではなく、少しは頭を使い、人間らしい心を持って頂きたいと思います。
【私の思い】
最後に私はなぜ、拉致問題と東北の復興に力を注ぐのか。拉致問題は自らの家族の居場所が分かりながら会うことが難しく、また、長年の積み重ねで心身ストレスや苦しみがたまるご家族を思うと何が何でも解決せねばと考えているからです。そして東日本大震災を始めとした災害は自然が相手で2歳の子供、大好きなおばあちゃん、おじいちゃん、大切な仲間たちを失った時、恨む相手がいない苦しみははかりしれません。何が出来るかを考える前に被災された方や、拉致被害者ご家族がどのような苦しみ方をしているのか、想像してより丁寧にやることをやっていかねばならない、そのように思います。
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