#012 必ず知っておいてほしい O-1ビザのコト by Yuki Matsuzaki
割引あり
ハリウッドにいる事が「正解」ではない
ハリウッド作品の「日本人役」の多くが東京でキャスティングされていること、そして「30代の日本人役」がとても少ないこと、この2点については、以前『30代を生き残るには』で書きました。この2つから浮かび上がって来るのが、「30代はハリウッドにいなくても良い」という驚愕の事実です。
30代の日本人俳優がハリウッドにいても、「主役級の日本人役」のオーディションは、良くて「数ヶ月に1度」、酷い時には「1年に1度」程度しかありません。
「O-1ビザ」取得後の壁
LAに移住する日本からの俳優の多くが「O-1ビザ」と呼ばれる「アーティストビザ」を取得して来ます。この「O-1ビザ」の取得には、移民弁護士に依頼すると日本円で約100万円程度掛かり、取得出来た場合は3年間有効です。
しかし、ここで「大きな落とし穴」があります。
実は「O-1ビザ」では米国撮影の「テレビドラマ」や「大作映画」のオーディションは、多くの場合受けられないのです!
「米国市民もしくは永住権保持者のみ。O-1は不可」と記載されていたりします。
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