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#011 アーティストビザ O-1について by Takaaki Hirakawa

割引あり

Takaaki Hirakawa / 平川貴彬🦍 俳優 [株式会社ユニコーン]
株式会社ユニコーン - 俳優 / 動画クリエーター(ロス・日本拠点)
SAG (全米映画俳優組合員)
2011年に渡米し、2013年にハリウッドの音楽学校を卒業後、歌手としてキャリアをスタート。2015年、俳優を始めて数ヶ月で米ケーブルテレビチャンネル番組のシーズンレギュラーを勝ち取り、SAG加入。「ハリウッド余裕すぎ大草原」と余裕をぶっこいていたら、その後数年に渡り大きな仕事に恵まれない大焼け野原に。
焼け野原期間中にコメディの名門THE SECOND CITYハリウッド校にて学び卒業後、プレミアムショー出演や、ハウスチームの一員として全米を笑わせてきた。役に合わせ頭髪全剃り、ヒゲMAXは当たり前。次はパンチパーマになるのではないかとウキウキしている。
代表作:「SHOGUN-将軍-」(FX/Disney+)、「The Gorburger Show」(Comedy Central)、「Dream Corp LLC」(Adult Swim)、「The Price We Pay」(Lionsgate)など。

Writer's Profile

O-1ビザについてさらに詳しく解説

前回、僕が辿ってきたビザの過程を少しお話しさせていただきましたが、アメリカで俳優活動を目指すみなさんが気になるのは「O-1(通称アーティストビザ)」かと思います。そこで今回は「O-1ビザ」についてもう少し詳しく解説していきたいと思います。

ご留意点として、僕の場合弁護士を雇ったため、申請に必要なすべてのステップを把握しているわけではありませんのでご了承ください。ここでは弁護士とのやり取りの中で、自分で用意した重要な書類についてご紹介します。

また、アメリカの移民法は日々変わっていますので、あくまでもご参考程度に。

必要書類① 実績証明書類

「Evidence」と呼ばれる、自分の過去の実績を証明する書類をかき集める必要があります。

この作業はとても重要で、それは移民局がビザ承認判断の9割方をこの書類で決めると言われるほど。そのため資料集めには莫大な時間を割き、慎重に進めました。ビザ申請される方は、すぐにでも始めることをオススメします。

パンフレット、映画のクレジット画面、インタビュー記事など、挙げればキリがありませんが、とにかく自分の実績を証明できるものであれば何でも使えます。どんなに些細なことでも収集して行きます。文章が日本語だった場合は、英訳した書類を添付することが必須となります。

「自分は凄いんだ!」と言ったものが勝つ!

ビザ申請が通るかどうかは「実績がどれだけ評価されるか」に左右されます。僕も弁護士から「自分がリード(主演)であることやメインという文言があればあるほど良い」と言われました。

また、「売り切れ御礼・チケット完売の見出し」や「出演作品の興行収入」なども実績として使えます。

自分に関する「1」の事を「10」にして伝えた者勝ちなのです。(ウソの実績はダメですよ!)

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