Rainy Runway -KIRINJI
個人的に大好きなアーティストであるKIRINJIの新曲、『Rainy Runaway』がリリースされました。
何回もリピートして聴いているのですが、
グッと来たポイントを書いてみます。
全体的な感想としては、
秀逸なコード進行・展開、心地よいシンコペーションが魅力だと思いました。
まぁKIRINJIの曲はどの曲も秀逸なんですけどね(笑)
グッと来たポイント①-シンコペーション
各サビの部分(0:42〜0:45,0:49〜0:52など)です。
よく「食う」って表現をされたりもしますが、拍の頭からリズム前倒ししてズラすといったことをする手法です。
ドラムはそのまま(シンバルは一部シンコペしてる部分がある)でメロディーをシンコペーションさせているのが効いてます。
グッと来たポイント②-大サビのベースライン
作曲をしている人なら共感いただけるかもしれませんが、
1曲の中でどう展開させていくかというところは悩まされるところだと思います。
落ちサビを入れてみたり、転調させてみたり、楽器を増やしてみたり、コードを変えてみたり、色々あると思います。
この曲ではベースラインを若干変化させるという、さりげないオシャレ、アクセントを取り入れているので紹介します。
3:02〜のところです。
以前のサビまではルート音がA→B→Gとなっていたところが、
ここではD→D→Dと同じ音で留まっています。
言われないとわからなかったりするのかもしれませんが、そのさりげなさが素敵です。
グッと来たポイント③-Aadd9onC#
個人的にはこれが一番かもしれません。
1:40がわかりやすいと思います。
(他にも3:23、3:31、3:40、3:49など)
この流れの中でAadd9onC#は響きが綺麗ですね。
少しコード進行に触れると、
通常、前のコードのEm7のままAm7行くのが定番パターンです。
Am7 B7 / Em7 / Am7
ですが、この部分のように
Am7 B7 /Em7 Aadd9onC# / Am7
とすることでオシャレな感じになります。
ここでAadd9onC#をチョイスできるのがすごいなと思いました。
ということで、好き勝手に分析させてもらいました。
なかなかブログを書けていないですが、最近はさまざまな曲を聴いて分析しています。
できればこうしてアウトプットするところまでやっていけたらいいなと思っています。
それではまた。
Kaipan