バンド運営は会社運営に似ている
こんばんは。
今回は1バンドマンとして、思ったことを書く回にしようと思います。
タイトルの通り、バンドの運営って会社の運営に似ていると思うんですよね。
今所属しているバンドは、どこかに属しているわけではないので、全て自分たちで運営しています。
そんな中で感じたことを書いていきます。
音楽以外のタスクが意外と多い
今ちょうどアルバムを制作中で、レコーディングも終盤戦になってきたので、
ジャケットの作成、ディストリビューションサイトへの登録、プロモーション方法の立案、MVの撮影、などなど、
音楽以外のタスクが非常に増えてきています。
音楽している時間よりも、音楽以外の作業時間の方が長いかもしれません。
いろいろと決めないといけないことが多いので、
メンバーとミーティングをして議論していったり、
外部の方に協力を依頼するにあたって説明資料作ったり、
やっていることが社会人と変わらないんですよね。
そのため、社会人経験が生きることが多いというか、
会社で仕事をしている時と同じ感覚で進めていった方がスムーズにいくように感じるので、そうしています。
メンバーが脱退する理由
これはバンドをやっている人ならあるあるだと思いますし、
やっていない人でもニュース等でよく目にするんじゃないかなと思います。
よくある原因として、
音楽性の違い、方向性の違い、将来を見据えて、お金関係、人間関係などなど...。
バンドと会社で対比しながら、詳細を書いてみたいと思います。
理由①②音楽性の違い、方向性の違い
まずこの2つについては、バンドのコンセプトやビジョンのミスマッチだといえます。
会社で言うなら企業理念やビジョンとのミスマッチ。
そもそも音楽性が違うなら組まなきゃいいじゃんと思うかもしれませんが、
その通り!
バンドとしてのコンセプトを持ち、加入前に説明できていればミスマッチはある程度防げると思っています。あとは曲を聴いてもらって、良いと思ってもらえるか、ですかね。
曲の試聴はやるにせよ、コンセプトとかそこまでやっていないバンドが多いのかもしれません。そもそもその場のノリとか、仲が良いから、といった理由で組み始めるパターンもありそうだし。
そういった点では、会社の採用活動の中から参考になる部分はありそうだなと思います。
理由③将来を見据えて
音楽諦めちゃうパターンです。これはバンドマンならではですかね。
ただ、バンドとしてのビジョンだったり、中長期計画みたいなものがしっかり決まっていれば、引き留める材料にはなるのかもしれません。
なので、会社みたいにそのあたりまで策定しておくと良さそう。
理由④お金関係
これはバンドマンと社会人で内容が異なります。
社会人だったら給与がより高い会社に転職決まったから、というケースですが、バンドマンは違います。
そもそもバンドとしての金銭管理がしっかりできていないために、トラブルに発展して辞めるケース、
音楽を続けていくお金がないとか収入が少なすぎるから、というケースがあります。
まず、前者のケースはもったいないですよね。
金銭管理も会社の運営から参考にできる点はあります。
透明性のある出入金管理や予実管理をしていればトラブルにはなりにくいと思います。
後者のケースは、今の時代はバンドマンにとってはしんどいですね。
サブスクで1再生されても1円にも満たない売上にしかなりませんから。
自分にとっても悩まされている点です(笑)
理由⑤人間関係
これはバンドも会社も共通。
結局は人と人とのお付き合いになるわけですから、合う・合わないがあると思います。
会社なら異動で環境を変えることはできるかもしれませんが、
バンドだと辞めるしかなくなっちゃいますね。
円滑なバンド運営のために
今の時代はありがたいことに、バンドメンバー募集専門のSNSがあります。
私自身、OURSOUNDS というサイトで今のバンドに加入しました。
このサイトでは、ジャンルや地域の設定ができたり、音源のリンクを貼れたり、フリーテキスト欄があったりします。
なので、メンバー募集の段階でミスマッチを生まないために、
バンドとしての方針を提示してあげることが重要だと思います。
いざ活動を本格的にしていくとなったら、
会社でやっているノウハウを取り入れてみる、というのが良いと思い、
今回の記事にしました。
私自身、バンドの運営って難しいなーと思いつつ、
社会人としての経験を取り入れながら日々取り組んでいます。
そんなバンドがこちらです。
読んでいただき、ありがとうございました。
Kaipan