第18試合 VS TAITO STATION Tradz戦略まとめ
こんばんは。GAMEPANIC アドバイザーのかいなるです。
今回の対戦相手はTAITO STATION Tradzでした。新規加入したXD*LEVI選手は全選手中VFが1位であり、LVによらず多数の歴代スコアを保持している(
(LV20も!)最強選手です。継続契約したMURAKAMI選手、350B1選手も全選手中VFが3位と2位であり、「文字通りの最強チーム」と言えるような構成になっています。
さて、試合を見ていない方は、まずこちらをご覧ください。
オーダーについて
普段のゲームパニックの戦略としては先鋒2点+中堅2点+大将4点(自選曲+初見)で勝ちを狙う戦法が軸となりますが、XD*LEVI.選手相手の初見曲は非常に厳しいであろうということで、先鋒戦での2点確保が非常に重要になってきます。
先鋒戦
確実に先鋒戦で2点を確保したいということで、最も勝率が高いであろうKANEKO選手を選択。結果としてBPLS2レギュラーステージ先鋒戦の再戦となりました。
先攻・後攻の組み合わせまで同じですね。
中堅戦
中堅戦はKANEKO選手のコストがあと60ありますが、これは残しておきたいので、自然とKN5選手・PURAIMU選手を出す形になりました。
350B1選手はBPLS2でもPEAKジャンルに出場している上、下の記事でも書いた通りPEAKで圧倒的な実力を発揮している選手なので、出てくるのは自然と言えるでしょう。
大将戦
大将戦にはKN5選手を出すことになりました。後半3試合のどこかでKN5選手が大将として出場する必要があったのですが、HAND-TRIPと親和性の高いONE-HANDに出場するのは極めて自然と言えると思います。
対戦相手としては片手処理が得意なMURAKAMI選手が5割、どこに出ても強いXD*LEVI.選手が5割くらいのイメージでした。初見曲がある都合上、MURAKAMI選手を祈っていました。
各対戦について
先鋒戦:MEGAMIX BATTLE(区分C)
BPLS2での先鋒戦がもう一度。当時と違うのは350B1選手のVFが0.3ちょっと上がっており、KANEKO選手を超えていることです。そんなことあるか?
自選曲については、KANEKO選手の得意楽曲で固めた形になります。
XHRONOXAPSULΞ(EXH)を最初に使うこと、極夜、暁を望んで(MXM)を11曲目に使うことは決まっていました。
XHRONOXAPSULΞ(EXH)については、350B1選手が長らく歴代スコアを保持していた時期があり、ゲージを使う意義が薄いためです。ほぼ手を温める用ですね。
極夜、暁を望んで(MXM)については5曲の中で最もスコアが安定しており、確実に得点を確保できると判断したためです。
明確に刺しにいったのはScat Jazz Dance(MXM)です。
元から投げる予定ではありましたが、TAITO STATION Tradz VS SILKHATの試合で350B1選手が先鋒戦の楽曲群を見て頭を抱えていた姿からより確信に至りました。
前回は綺麗にPUCしていましたが、ややこしいつまみ譜面は通常ゲージの落としても問題ない状態とLV3のEXCEED GEARで強烈なプレッシャーがかかるシーンでは難易度が異なります。実際チェインを切っていたので、その作戦は成功したと言えるのではないでしょうか。
続いて350B1選手の選曲。概ね想定通りでしたが、Foolish Hero(XCD)がちょっと意外なところでした。5曲の中ではWINNING ROAD(MXM)は350B1選手が早い段階でMAX-1桁のスコアを叩き出しており、自分がどんなに上手くても驚異ですね。
WINNING ROADの区間はBPM170の16分縦連から始まり、32分階段からの16分縦連、レーンが揺れながらの24分階段と難所の欲張りセットになっています。
試合結果:勝ち
お互いEXCEED GEARの通し合いになりましたが、10曲目の星の透る夏空に願う(MXM)を防御したことで流れが一転。11曲目の極夜、暁を望んで(MXM)でEXCEED GEARを成功させ、勝利を決めました。
10曲目でゲージを使われなかった場合は12曲目がLV3になっており負けだったので、紙一重の対戦だったと言えるでしょう。
中堅戦:PEAK
自選曲は以下のやりとりがきっかけでした。
詰めた後日もMAX-2が出ており、もうこれしかないレベルの仕上がり方になっていました。
他選曲についてはPEAKが191曲ある中で予想するのは困難でした。
中でも卑弥呼はかなり攻めたなという印象を受けた楽曲でした。卑弥呼(MXM)は完全に鍵盤主体の譜面ですが、卑弥呼(EXH)は中盤で難しいつまみが登場します。
試合結果
自選:ultra turbo(MXM) 勝ち
他選:卑弥呼(EXH) 負け
ultra turboは相手にとって予想できていなかったそうで、覚えていないと難しい配置でミスを誘う形に。ただ、それがなくともPURAIMU選手があまりにも上手すぎて勝っていたのではないかと思います。
卑弥呼は前半の差がそのまま響く形に。350B1選手のスコアが素晴らしかったですね。全体としては速度変化とつまみが難しい楽曲を本番でやる恐ろしさが垣間見えたと思います。
大将戦:ONE-HAND
自選曲はΣgØ(EXH)。KN5選手が上手いのはもちろんですが、後半に回転配置(回転後すぐに譜面が降ってくるため、認識が極めて難しい配置)が降ってきます。これにより、XD*LEVI.選手の事故狙いも兼ねています。
他選曲において覚える必要がある配置は本番だと頭が真っ白になってしまいがちです。
他選曲の最果ての勇者にラブソングを(MXM)はPUCの難易度はそこまで高くないものの、BPM268の8分が主体となっている関係で細かい精度を維持することが難しく、S-CRITICALを狙うと急に化ける楽曲です。地力の高いXD*LEVI.選手らしい選曲と言えます。
試合結果
自選:ΣgØ(EXH) 勝ち
他選:最果ての勇者にラブソングを(MXM) 勝ち
初見:Ars Magna(MXM) 勝ち
他選曲はKN5選手がキッチリとPUCをキープし、MAX-30で勝利。これはKN5選手はいつものプレーをする一方で、XD*LEVI.選手が崩れてしまったという印象です。
自選曲は他選曲で勢いがついたKN5選手がMAX-13の素晴らしいプレーをし、チームとしての勝利を掴み取りました。
初見曲はArs MagnaはBPM269の8分が主体となっており、やることはなんとなく最果ての勇者にラブソングをに似ているような譜面でした。収録日においてこのような譜面についてのコンディションはKN5選手の方が優位であったと考えられ、精度の差で勝利を掴み取りました。
ただ、XD*LEVI.選手は1ニアでUCをしており、紙一重の勝負であったことは間違いありません。
まとめ
後半戦において最も苦しいと考えられる試合でしたが、蓋を開けてみれば10-2での勝利と2回目のラブゲーム目前となる素晴らしい結果となりました。これで勝ち点が12点となり、セミファイナルへの進出が確定となりました。改めて、今期のゲームパニックの強さが証明されたと思います。
次回のROUND1戦で勝利すれば1位が確定となりますので、引き続き応援の程よろしくお願いします。
「みんなで応援!BPLプロ選手サポーターズ -SEASON 3-」が実施中です。3/12現在で4位にKANEKO選手が、8位にKN5選手がランクインしています。いつも応援ありがとうございます!引き続きGAMEPANICの選手3名に投票していただけると嬉しいです。
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アリーナ・MEGAMIXバトルでのチームサポーター演出をつけていただけるとチーム一同とても嬉しいのでぜひよろしくお願いします。
また、試合のパブリックビューイングは3/13(水)も行われますので、ぜひゲームパニック大須店へお越しください。おかげ様で毎回SOUND VOLTEXも大変賑わっています。ローカルアリーナ等もぜひしていってくださいね。
Tradz Radio内でTATIO STATION Tradz様による振り返り配信も行われています。こちらもあわせてご覧ください。
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