海外と日本のホラーの差(へレディタリー観ました)
毎度毎度思うのだが、海外産のホラーを観てもなかなか芯に響いてこないの。
なぜだろう?と考えた結果の自分なりの答え
今回観たのは「へレディタリー ~継承~」
「シックス・センス」のお母さんト二・コレットさんと、旦那さん役に観たのが「ユージュアルサスペクツ」以来な気がするガブリエル・バーンさん。
息子のピーター役と娘のチャーリー役の子役さんたちは初めまして。
ちなみに調べてみたが、チャーリー役のミリー・シャピロちゃん、普段はとても可愛い子でした。
内容をざっくり話すと、祖母エレンが死んで葬式を行ってから、家に不穏な空気が流れ始める…といったホラーによくありそうな感じ。
開始30分ごろから、なかなか「喉が腫れて苦しい」感じで呼吸が止まりましたw
結果として、非常に面白かった。上記のように、息が止まりそうなシーンもあり、久しぶりにちゃんとホラー観れたようなきがしました。
で、へレディタリーの面白いというか珍しいと感じところは、観終わった後に考察を読んで、「心がざわついた」ってところですかね。
考察を読んで理解して、さらに怖さが増すというか。
で、ここで議題に入ってくるのですが、怖いと言っても芯に響いてこない。
わかりやすく言うと、夜中怖くて寝れない、なんてことにならない。
例えば、10代で観た「リング」等のジャパニーズホラーや怪談噺など、観たり聞いたら寝れなくなったり暗闇や頭を洗うときに目を閉じたりするのが怖くなったりしていたのが、海外産のホラーではそれがない。
なんでだろう?
で、辿り着いたのが、宗教観。
たぶん間違ってないと思っているのだが、海外産のホラーはキリスト教が前提条件。つまり怪異が、神と対立している悪魔なのかなと。
日本においては、悪魔っていうのがいまいちな立ち位置で。
認知度はあるのだが、日本における怪異は悪霊の仕業ってのが大部分を占めてると思ってる。
この前提条件の差が、恐怖の差になってるのかなと。
なんで、「死霊館」シリーズや「エクソシスト」とかも同じ理由でいまいちピンと来なかったのね。
ホラーもなかなか奥が深いとはいつも思う。
「es」とか「ソウ」シリーズとか、人間の方が怖いって思ったりもする。
そいや、「ゲットアウト」とかまだ観てないやと書いてて気づいた。
とりあえず、今から「ミッド・サマー」観ます。