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『糸巻き巻き』が令和風にリバイバルされて大バズり!?

幼少期によく歌っていた、あの童謡。
いとまきまき いとまきまき ひいてひいて トントントン

このワンフレーズが今高校生の中で大バズりし、TikTokでトレンド音源となっています。さらには「#糸巻き巻き界隈」というハッシュタグまで現れました。

2-3日お風呂に入らない「#風呂キャンセル界隈」や、お風呂の湯を1年半変えない「#マコモ湯界隈」も流行っていますが、それに次ぐ勢いで超話題となっています。


「#糸巻き巻き界隈」とは!?

まずはこちらの動画をご覧ください!

このように、音楽のテンポ感が上がってより一層リズム感が出ています。また、ダイナミックなダンスと撮影方法で「ついやってみたくなる」感の演出ができています。

トレンドになっている理由を考察!

要因は3つあると考察しています。

  1. 7秒

  2. カメラワーク

  3. シズル感

①7秒

ダンス動画では、20-30秒ほどがこれまでの主流でした。そのため、振り付けを覚える時間がかかるのと、難易度が高めに設定されているためなかなか真似しづらいダンス動画も多かったのがこれまで。

この糸巻き巻きでは7秒というかなり短い尺なのと、何より振り付けがめちゃめちゃ簡単だということがアドバンテージとなっています。

「こんなに短いんだったらとりあえずノリで撮ってみよう」という軽い感じで撮影できるのが肝なのではと考察しています。

②カメラワーク

このようなダイナミックなカメラワークは高校生の間で2024年にトレンドになりました。このような撮影方法は撮影者にかなりの技術が求められるので、なかなかの高難易度なのです。しかし撮り方が上手い高校生がクラスに1人いるらしく、みんなその子にお願いをして撮影しているようです。

実際に2024年はBeRealのBTSという機能を利用して、スマホを投げて撮影する方法音楽に合わせてスマホを上下左右、斜め上下などに振る撮影方法などが流行りました。ここから派生して撮影方法にこだわる色々なパターンの動画がトレンド入りしていました。

③シズル感

誰もが幼少期に聞いたことのある音楽とカメラワークの斬新さに魅力を感じ、やってみたくなる、試してみたくなるという感情的な訴求がミックスされています。①で述べたとりあえずノリでやってみようという手軽さもこのシズル感を生み出す要因ともなっています。

また、最近のトレンドである「〇〇界隈」が損したくない訴求も生んでると分析しています。このトレンドに乗っかることで取り残されたくないという感情を生み出しているので、多くの高校生たちの間で流行っています。

まとめ

この糸巻き巻きのように、今後も幼少期に聞いていた曲が令和風にリバイバルされて再ヒットする可能性は高いです。2023年も槇原敬之さんの「もう恋なんてしない」が「槇原ドリル」としてリバイバルされて再度大ヒットしました。

アンパンマンやドラえもん、サザエさんの歌がリバイバルされる日もそう遠くないと予測しています。

TikTokの影響力は日に日に増しているのでこれからも大注目です!国内、海外の週ごとの最新のトレンドコンテンツをまとめているnoteも出しているのでぜひこちらもご覧ください!


※このnoteは個人の見解です。

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西村海都について

西村海都
虹と満月と株式会社 代表取締役 

1998年生まれ。大阪府出身。
現在のSNSでの就活・採用の先駆けとなる「Twitter就活」をコロナ禍に企画。大きなバズを生み出し、就職活動のパラダイムシフトを巻き起こすことに成功。既存の概念を変える企画で「シェア」され、多くの人が「賛同」し、新たな「文化形成」を起こすコンテンツをつくるのが得意。「社会課題をエンタメにするには」というテーマでTEDxにも登壇し、新たな概念を世界に発信したことで話題に。

X:https://x.com/kaitonishimura_

IG:https://www.instagram.com/kaitonishimura_/

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