タイの地獄寺
地獄寺を知っていますか?
阿鼻叫喚の世界を再現していて、「悪いことをすると死後こうなる」という教訓を伝えるお寺です。
タイ国内に複数あります。
先日たまたまイサーン地方のナコンラチャシマー県 (通称コラート) に行く用事があった時、「Wat Pa Lak Roi(วัดป่าหลักร้อย)」という地獄寺があることを知り、行ってみました。
行き方
「Wat Pa Lak Roi」は、ナコンラチャシマー市内から車で片道約30分の郊外にあります。
使い勝手のいい公共交通機関はないため、タクシーしか手段がないと思います。
しかしお寺周辺は本当に何もないことが予想され、帰りのタクシーを捕まえることは難しそうでした。そのため私は市内でglabタクシーの運転手さんに交渉して、往復400バーツで乗せてもらいました。
お寺の様子
入り口にはお坊さんがいて、マンツーマンでお祈りをしてもらいました。
「タンブン(寄付)してね」と壺を差し出され、相場が分からずとりあえず20バーツを納めました。
お寺に来訪者は私一人しかおらず、じっくり地獄散策をすることができました。全部見てまわるのに30分くらいかかりました。
タクシーの運転手さんによると、以前はそれぞれの亡者オブジェの横に設置されている機械に硬貨を入れると、亡者が動いたり悲鳴をあげたりしたそうです。(シュールだっただろうなあ)
一つひとつの作りは稚拙ですが、それが何体もひしめき合っていると、かなり迫力があります。
この日は快晴で昼間でしたが、時間をかけて散策しているうちに、じわじわと恐怖を感じたことを覚えています。
まとめ
地獄寺は行き帰りが少し大変ですが、個人的にはめちゃくちゃ面白かったです。
一度は訪れる価値があると思います。
ぜひ、地獄寺で推し亡者を見つけてみてください。