布団干しの選び方や掛け布団や敷布団の干し方や注意点をご紹介
布団干しの選び方や掛け布団や敷布団の干し方や注意点をご紹介
掛け布団や敷布団、大きな洗濯物を干すときに活躍する布団干しは庭やベランダがなくても室内でも簡単に使えるタイプもあってとっても便利な洗濯グッズです。
でも色んな形状やメーカーから発売されていて選び方や布団の干し方も悩むところ。
そこで寝具メーカー目線で布団干しの選び方や布団の干し方や注意点をご紹介します。
布団干しの選び方
天気に左右されず年中通して活用できる布団干し。
そんな布団干しは実は色んな形状がメーカーから発売されているのです。
そこでまずは、布団干しの選び方を解説するので参考にしてみてください。
➀使い方に合わせて選ぶ
布団干しは大きく分けて3つのタイプに分けることができます。
1回に干す布団の枚数が少なくなら「スタンドタイプ」がおすすめです。
省スペースで設置でき、折りたたみ式があったり、ほかの衣類も干せるタイプがあったりと1人暮らしさんにもぴったりの布団干しです。
反対に1回に干す布団の枚数が多い場合は「屏風型・扇型タイプ」がいいでしょう。
布団の枚数が多くても通気性を確保しながらしっかり干すことができます。
家族の多いご家庭などの布団干しに活躍しますよ。
そして布団干しだけでなく、衣類の洗濯も多いご家庭には布団と衣類を一緒に干せる「突っ張り棒タイプ」がおすすめです。
普段は洗濯物干しとして活用できるので、わざわざ布団干しを設置しなくても布団を干せる手間のかからないタイプでしょう。
②ご家庭にある布団に合わせて選ぶ
布団干しを購入する前に確認しておきたいことがお手持ちの布団のサイズや枚数です。
布団の分厚さでもシングルやダブルなどサイズによっても対応している布団干しの種類が変わってきます。
また、布団干しの耐荷重も確認しておきましょう。
布団の重い場合や枚数が多い場合は耐荷重の高いものを選ぶ必要がありますよ。
③布団干しを設置する場所で選ぶ
布団干しは、主にステンレス・スチール・アルミ・樹脂製の材質の種類があります。
それぞれ錆びやすさや耐久性特徴が違います。
そこで、室内か屋外のどちらをメインで使うのかを決めてから選びましょう。
屋内使用の場合は、屋外よりも錆る心配が少ないのでどの材質を選んでも基本的大丈夫です。
耐久性を重視したいならステンレスやスチール、移動させやすさ重視ならアルミや樹脂を選ぶことをおすすめします。
一方、屋外使用の場合は、錆びにくいアルミや、防錆加工されたステンレス・スチールなどがおすすめです。
錆びにくさを重視した布団干しもたくさんあるので要チェックですよ。
布団干しの便利な使い方
前述でも説明したように布団干しには多種多様の種類があります。
そこで、布団干しの特徴をいかした便利な使い方をご紹介しますので是非参考にしてみてください。
例えば、ポールが2本になったダブルバータイプの布団干しは、干した布団の間に空間ができるので通気性もアップします。
ポール同士の隙間が狭すぎず広すぎないものなら、枕を乗せて干すこともでき、空間の有効活用ができるのです。
また、ポールが伸縮できるものは、干したい布団のサイズや枚数に合わせられるのでとても便利。
日によって敷布団だけの時も掛け布団とも一緒に干すときも変更することができます。
さらに、ハンガー受け付きタイプの布団干しは一緒に衣類が干せる便利な布団干しです。
それぞれの布団干しの特徴をいかし、上手な布団干しをしてみましょう。
布団を干すことのメリット
では布団を干すことにどんなメリットがあるのでしょうか。
実は、布団を干すことは衛生的にもとっても大切なことなのです。
では、詳しく解説していきます。
まず、布団を干したときに一番に感じることはふかふかで気持ちいいという心地よさではないでしょうか。
これは、湿気が取り除かれ、内側に空気が入るために感じられる感覚でしょう。
心地いい感覚だけではなく、この時、湿気が取り除かれることで、雑菌やダニの繁殖を一時的に抑えることができます。
これらは湿気のある環境で繁殖するので、干さないままでいると一気に増殖し、ひどい場合にはカビが生えることもあります。
そこで定期的に布団を干すことがとっても大切なのです。
また、汗や皮脂が原因となるニオイも抑制できるメリットもありますよ。
汗や皮脂を洗い流せるわけではありませんが、水分が飛ばされる分ニオイも感じにくくなります。
掛け布団の干し方と注意点
掛け布団を干す時の干し方は、3ステップで行います。
➀カバーをつけたまま干す
身体が当たる面に湿気がたまりやすいので、カバーをつけたまま湿気を取り除くように干します。
②裏返す
1〜2時間干したら裏返して表と同じだけ干します。
表面だけで終わらせてしまうと裏面の湿気が取り除けません。
しっかり両面を干しましょう。
③ホコリを払ってから取り込む
裏面まで干したら花粉など外のチリがついていることがあるので軽く払ってから取り除きます。
掛け布団は敷き布団ほど頻繁に干す必要はありません。
1~2週間に1回程度干すだけでいいでしょう。
干し時間は大体両面で2時間程度を目安にしましょう。
ただし、木綿の掛け布団は湿気を吸いやすいため週に1回は干すことをおすすめします。
敷布団の干し方と注意点
敷布団も干し方は掛け布団と同じです。
➀カバーをつけたまま干す
②裏返す
③ホコリを払ってから取り込む
の3ステップで行ってください。
掛け布団との干し方の違いは、敷き布団は寝汗で湿りやすいので掛け布団よりも頻繁に干すことです。
敷布団は週に1回はほしてあげましょう。
また、敷布団は中材によって干す頻度や時間も異なります。
綿素材は両面で2時間程度、週2~3回。ポリエステルや羊毛は乾きが早いため、風通しがよい場所で日陰干しか、シーツを付けたまま両面で2時間ほど天日干しがおすすめです。
まとめ
布団干しについてご紹介しました。
布団を干すことは気持ちのリフレッシュにも清潔な布団にするためにも大切なことです。
布団干しを上手に活用すればおうちの暮らしが快適に過ごせます。
ご家庭にあった布団干しを選んで快適ライフを実現してみてください。
毎日心地いい布団で睡眠しましょう!
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