スクリャービンの曲と香り、共感覚

今日は、音楽と神秘系の事に目を向けていたら、なんと、スクリャービンの曲に合わせて香りがある記事を見つけてしまいました。面白い。
なんとも不思議なタイミングです。

>神秘と官能の作曲家スクリャービンが香りに。ラニュイが伊勢丹新宿サロンドパルファンで先行発売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000086827.html

>香りの題材は、スクリャービンの独創性が最も表現されている後期のピアノ曲をセレクト。『ピアノソナタ7番“白ミサ”』、『9番“黒ミサ”』、『10番“昆虫”』を香水に、『詩曲 炎へ向かって』をアロマキャンドル&ディフューザーにしました。

>ロシア歴12/25生まれのためキリストの生まれ変わりと妄想していたスクリャービン。法悦=エクスタシーを目指した彼の音世界は、恍惚、官能の極致。作品は神智学や超人思想から影響され、人世界から神世界へと飛び立つような空気に満ちています。

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気になる気になる!!

しかも、スクリャービンの楽譜を出して弾いてみていたところです!ピアノ部屋を出てすぐこれを見つけたのも面白い。

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白ミサの香りには、やっぱりセージが入ってる(笑)
魔除け的なのを入れるのね。
あ、ミルラも入ってる
白ミサの他のノートは軽い感じの香りかな。

でも曲は、結構重い所もあると思います。
私的には白ミサって、もっと透明度高くてもいいんじゃないかと思うのですが、
それは演奏者の加減かしら?
自分で弾き込んでみないとわからないですね。
しかしー、読譜がめんどくさいんですw、

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スクリャービンは ブラヴァツキー夫人の神智学に傾倒していたというのは有名な話。
こんな記事もあります。
https://ontomo-mag.com/article/playlist/scriabin-mysterium/

彼は、神秘和音をいう物を作ってよく使っています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%A7%98%E5%92%8C%E9%9F%B3

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アロマになった3曲について少し書いておこうかな。

  ・ソナタ7番白ミサ
フランス語の「白ミサ」(Messe Blanche)という副題は作者自身の案による。他の後期作品と同じく、きわめて半音階的で、無調で作曲されているが、喜ばしい法悦の境地を表現することが意図されており、さほど不協和に響かない。ソナタ形式を自由に変形して利用している。(Wikipediaより)



 ・ソナタ9番黒ミサ
黒ミサ」(Messe Noire)という有名な通称は、《第7番「白ミサ」》と性格的に好対照をなしていることから、スクリャービンの友人アレクセイ・ポトガエツキーが命名したが、その案や、作品のおどろおどろしい性格については作曲者自身も認めていた。しかしながら神聖さの表現(第2主題)に挑んだという点において、本作品は《第7番》とともに、スクリャービンの神秘主義への傾倒を表す代表作の1つに数えられている。(Wikipediaより)

 なんだかんだいっても、結構神秘的な感じで、私からすると、黒ミサという名前の割にはおどろおどろしくない気もします。
自分で弾いてみたらどうなのかなと思うけれど、実は今まで弾く気になったことがないという。1,2ページぐらいは譜読みした事はありますが。




  ・ソナタ10番昆虫
頻繁にトレモロとトリルが出てくる。「トリルソナタ」と呼ばれることもある。作曲者自身は「太陽の口づけである昆虫たち」の象徴であると説明している。海外では「昆虫ソナタ(Insect Sonata )」と呼ばれることもある

トレモロ部分

私の楽譜のメモには
 「すべての草木や小動物は霊魂の表れである。その姿は私達の魂の動きに対応している。彼らはシンボルなのだ。」
 「私の10のソナタは昆虫のソナタである。虫たちは太陽から生まれる。彼らは太陽の接吻である」

と書き込んであります。
大昔のメモのため引用元が出てきません。


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色聴覚について

音に色が見える…スクリャービンと「共感覚」
https://cosmusica.net/?p=13509
>スクリャービンはハ長調には赤、ホ長調には青みをおびた白、などほとんどの調に特定の色彩を見ており、高さや倍音が混ざってくると混乱することがあると述べています。


色聴に関しては、昔、教えている子供たちに(結構沢山いました)
「この音何色~?🎵」
と、聞くと、みんなから、すぐ返事が返って来ていました。
分からないと言ったのは一人ぐらいじゃなかったかな。
小学校の低学年ぐらいまでなら普通にすぐ返事をくれていました。
子供は柔軟だからかもしれません。

ちなみに私は、曲を聞いている時に、時折、映像が見えたりすることはあります。

色聴は珍しいように言われますが、私は、結構いるのではないかと思っています。
 
音楽家ではスクリャービン、前述のリムスキー=コルサコフ、メシアンなどが音と色彩の関連する感覚を持っていたという話があります。

私の知り合いには、音楽を聴くと映像が浮かぶという人もいます。
曲によって違いがあって、見えやすい曲と見えにくい曲があるそうです。

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この香りのセットにスクリャービンの手の形の物もついているそうで 
気になる~

ちなみに、蝋燭も
ラヴェルの夜のガスパールの香りも出ているそうです


ひそかに、誰かからまわってこばいかなー、と思っていたりします(笑)


今日はこの辺りでおしまい!

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